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心因性動悸 (しんいんせいどうき)

原因と特徴

心因性動悸とは、身体的な原因がなく、心理的な要因から引き起こされる動悸のことをいいます。人間関係や家族間の問題、仕事環境、プレッシャーなどの心理的なストレスが原因となって発症すると考えられています。心因性動悸では、最近胸がドキドキする、胸がバクバクして落ち着かない、手が震えていつもより脈が速く感じる、階段の上り下りでも息切れするなどの動悸や息切れの症状があらわれ、まれに耳鳴りやめまい、耳閉感などもともなうことがあります。また、食欲不振や腹痛、頭痛、視覚障害、ふらつきなどの症状もみられます。

治療

心因性動悸の治療では、まず発症の原因となっているストレスを取り除くことが優先されます。受診する科は、心療内科や精神科です。

  • 監修

    前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

    グランプロクリニック銀座院長

    関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

    https://granpro-clinic.com/

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