突発性難聴
原因と特徴
突発性難聴とは、前触れもなく突然難聴になる病気です。「昨日は異常なかったのに朝になって急に発症した」という事例が多く、その原因は明らかになっていませんが、内耳のウイルス感染やストレス、内耳の血管のトラブルなどが指摘されています。症状としては、これまで耳に異常がなかった人でも突然耳が聞こえなくなり、片耳どちらかだけが聞こえなくなるケースが多くみられ、耳鳴りやめまいなどもみられます。突発性難聴は治療しても後遺症が残ることがあるため、症状が出たらできるだけ早く治療を開始することが大切です。疑わしい症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
治療
一般的にはステロイドホルモン剤や血管拡張剤などの薬物療法が行われます。後遺症がなく完治するのは3分の1程度ともいわれています。