ヴァイオリニストの千住真理子さんが、いい睡眠のために準備していること。
よく眠ることは明日への活力を生み出す。
経験からわかってきた眠るための手順や欠かせない睡眠グッズを千住真理子さんに聞いた。
経験からわかってきた眠るための手順や欠かせない睡眠グッズを千住真理子さんに聞いた。
撮影・清水朝子 文・大澤はつ江 ヘア&メイク・稲垣直美(クレッシェンド)
旋律のある曲は自分が演奏するなら、と考えてしまうので聞かない。
「そして、絶対に必要なものは耳栓。寝る際に音がすると頭の中でリズムや音階を取ってしまうんです。時計や空調の音、どんな音でも脳が音符に書き換えようとしてしまう。だからシャットアウトしないと大変。耳栓は普通の、どこでも購入できるものです。地方公演などで忘れたら、すぐにコンビニに走ります(笑)」
このほかにもうひとつ、持ち歩く大切なアイテムがある。
「水素吸入器です。耳栓をして吸入すると、張りつめている神経がほぐれて、知らず知らずに熟睡しています。翌朝の目覚めもすっきり。慢性的に悩まされていた肩こりも軽減され、身体のだるさも取れますね」
就寝に必要な2アイテムは 手の届くベッドサイドに。
千住真理子(せんじゅ・まりこ)●ヴァイオリニスト。演奏活動以外にもボランティア、講演会など多岐にわたり活躍。11月5日(月)、東京オペラシティ コンサートホールにて、『モーツァルト ヴァイオリン協奏曲全曲演奏会 Vol.1』を予定。(問)ジャパン・アーツぴあ TEL.03-5774-3040
『クロワッサン』977号より
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