【レシピ付き】山口恵以子さんの腸内改善計画。オメガ3とMCTオイル。2種類の油がダイエットには最適。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
[汁物]きのこと海藻をたっぷり。MCTオイルをプラスして。
舞茸ととろろ昆布の塩麹スープ
麹菌が腸内環境を改善。腸内細菌のエサになる短鎖脂肪酸を増やすには、きのこなどの食物繊維を。
【材料(2人分)】
舞茸60g とろろ昆布4g 塩麹小さじ2 水2カップ しょうゆ少々 MCTオイル適量
【作り方】
1. 舞茸は小房に分ける。
2. 鍋に水、1を入れて煮る。
3. 火を止めて、とろろ昆布、塩麹を入れ、最後にしょうゆを加える。MCTオイルをかけていただく。
エリンギとわかめのおから味噌汁
味噌の植物性乳酸菌で腸が元気に。おからの大豆サポニンは腸を刺激して便通をよくする働きがある。
【材料(2人分)】
エリンギ1本 カットわかめ小さじ2(戻しておく) おから60g だし汁2・1/2カップ 味噌大さじ1・1/2 MCTオイル適量
【作り方】
1. エリンギは、斜めにスライスする。
2. 鍋にだし汁、1、わかめを入れて煮る。
3. おからを加え、ひと煮立ちしたら、味噌を溶き入れる。MCTオイルをかけていただく。
もずく酢サンラータン風
もずく、豆腐、桜エビに含まれるマグネシウムは便の水分を増やして快便に。骨粗鬆症予防にも。
【材料(2人分)】
具材[木綿豆腐1/3丁(100g) もずく酢2パック(120g) 桜エビ大さじ1 しょうがすりおろし1かけ分 ねぎ6cm(小口切り)] A[だし汁2カップ 塩、こしょう各少々] ラー油、ごま各適量 MCTオイル適量
【作り方】
1. 具材とAを鍋に入れて、火にかける。
2. 沸騰したら、ラー油、すりつぶしたごまを入れて出来上がり。MCTオイルをかけていただく。
山口恵以子(やまぐち・えいこ)●作家。44歳から56歳まで“食堂のおばちゃん”として働いた後、専業作家に。近刊は『食堂メッシタ』(角川春樹事務所)。
麻生れいみ(あそう・れいみ)●管理栄養士。ローカーボ料理研究家。「食べてやせて健康になる」ダイエット法に定評がある。著書に『作りおきでやせぐせがつく、糖質オフバイブル』(主婦の友社)など。
『クロワッサン』973号より