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【レシピ付き】山口恵以子さんの腸内改善計画。オメガ3とMCTオイル。2種類の油がダイエットには最適。

気がつけば2年前のダイエットむなしく、リバウンド街道まっしぐらの山口さん。痩せて、さらに肌艶と髪質を維持する道を探ります。
  • 撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
(左)作家 山口恵以子さん (右)管理栄養士 麻生れいみさん

若々しい肌と髪のハリをキープしたままきれいに痩せたいと願う山口さん。どういう食生活を送ればいいのか。管理栄養士の麻生れいみさんに聞いた。

「髪や肌のもとになるたんぱく質にはグルタミンが含まれています。これは腸の粘膜を健康にする際も大切な栄養素。そこに不足しがちなビタミンB群、ミネラルを加えて主菜にしましょう。味噌汁、納豆、漬物、和食の基本の発酵食品を毎食必ず入れて、緑黄色野菜、きのこ、海藻類といった食物繊維豊富な食材をいっぱい食べてください。腸管免疫力を高める乳酸菌など腸内細菌のエサになるし、満腹感も得られます」

さらに2種類のオイル使いをポイントにしてほしい、と麻生さん。
「1つはオメガ3の油です。アマニ油やエゴマ油を毎日小さじ1杯以上摂ってください。血液をサラサラにして、脳の活性化にも効果があります。ただし酸化しやすいので加熱せず、サラダにかけたりするといいですね」

もう1つはMCTオイル。
「これはココナッツオイルと同じ中鎖脂肪酸で、体に蓄積されずに効率よくエネルギー代謝されるので、ダイエットに最適なんです。腸内環境を整えるし、潤滑油となって老廃物が押し出されやすくなります。クセのないオイルですが、慣れないとお腹がゆるくなるかも。小さじ1杯から始めましょう」

オイルで痩せられるのなら肌も髪もツヤツヤを保てそう。山口さんの期待は高まるばかり!

山口さんの食生活を改善する6条件

1.  オイルを使った常備菜を作り置きしておく

2. きのこと海藻にMCTオイルを使った汁物を一日1回摂る

3. 発酵食の和え物を毎食プラスする

4. 髪や肌改善に重要なビタミンB群、ミネラル豊富な食材を主菜で摂る

5. 一日に、オメガ3の油を小さじ1杯以上摂る

6. MCTオイルを小さじ1杯からスタートする

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