美脚トレーナー・久 優子さんに聞いた、血の巡りのいい人がしている4つのこと
撮影・黒川ひろみ 文・嶌 陽子
血巡りアップの工夫① フラフープでリンパを刺激
「お腹の奥、背中近くにある“乳び槽”は、下半身のリンパが集まるところ。フラフープで刺激して巡りをアップ」。韓国発の〈VHOOP〉を愛用。重さがあり、アプリと連動して運動量などのデータをとることも可能。
血巡りアップの工夫② 足首回しを毎日の習慣に
足の指に手の指をしっかりと入れ、円を描くようにして回す。反対側も同様に。これを毎日片側1分半、合計3分ほど。足首を柔らかくし、リンパの流れをよくする。「湯船の中だと浮力も手伝ってやりやすいです」
血巡りアップの工夫③ タオルボールでマッサージ
長さのあるフェイスタオルを固く2回結び、端を折り込んでボールの形に整える。これをふくらはぎの下に置き、脚を前後に動かして刺激。「第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを刺激して、血流をよくします」
血巡りアップの工夫④ 酵素ドリンクで腸活も
〈松酵素 Matsu MaNna〉は、80種以上の植物を3年熟成させた発酵ペーストに松の葉の乾燥粉末をプラスしたもの。「これと潰した梅干しにお湯を注いで飲むと、驚くほど快便に。食生活が乱れたときに飲みます」
冷えて硬かった足首を回したら15kg減りました
久優子さんが自身の足の冷えに気づいたのは10代後半の時。当時は身長162cm、体重72kgで、さまざまなダイエットを試すも、なかなか成果が出ない時期だった。
「ある時、転んで足を痛めてしまい、足首を触ってみたらとても冷たくて硬いことに気づいたんです。そこで足首を回したりさすったりするようになったところ、温かくなるのと同時に体重も減り始め、半年で15kgの減量に成功しました。おそらく、滞っていた血液やリンパの巡りがよくなったことで、むくみが解消されたのだと思います」
やがて脚のパーツモデルになるほど引き締まった体になったほか、悩まされていたアトピーも改善、さらには疲れにくい体質に。それ以来、下半身を中心としたマッサージを続けてきた。どれもすき間時間に手軽にできるのが魅力だ。
「そのおかげか、50代になった今も風邪知らず。白髪もほとんどありません。年を重ねるほどに、巡りの大切さを実感しています」
『クロワッサン』1154号より
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