フローリスト・チーコさんに聞いた、血の巡りのいい人がしている3つのこと
熱いお湯を入れたボトルを湯たんぽ代わりに──フローリスト・チーコさんに血流美人にその秘訣を聞きました。
撮影・黒川ひろみ 文・嶌 陽子
チーコ(ちーこ)さん フローリスト。大手生花店勤務後、2009年独立。2015年、東京・下北沢に、2018年、幡ヶ谷にフラワーショップ『フォレジャー』をオープン。店舗の生け込みやイベントでの装花等も行う。
薄手で温かなものを服の中に忍ばせています
早朝から寒い市場へ花の仕入れに行き、日中も花のために店内の暖房は足元を温めるヒーターだけ。フローリスト、チーコさんの冬は常に冷えとの闘いだ。なかでも「何を着るか」については、チーコさんならではの工夫がある。
「寒さ対策と同時に動きやすさが大事。また装花の仕事でレセプション会場に行くときは、きれいな格好が求められてダウンコートなどを羽織れないときもあるんです」
そこでたどり着いたのが、服の中に薄手のアームウォーマーやレッグウォーマーを忍ばせるという方法。これならフォーマルな場でも目立たず、そして動きやすい。
「愛用しているものは薄手だけど本当に暖かいんです。暑くなったら外せるのも便利。制服やスーツで仕事する人にもおすすめです」
ほかにも体を冷やさないお茶を選んだり、毎晩必ず湯船に浸かって温まったり。日々の小さな習慣の積み重ねが、巡りのいい、冷えに悩まされない体を作っている。
血巡りアップの工夫① ボトルを湯たんぽ代わりに
アウトドア用のプラスチック製ボトル〈ナルゲン〉は、100℃の熱湯にも対応。「早朝に車で市場へ仕入れに行くときがとても寒いので、これに熱いお湯を入れて湯たんぽ代わりに。運転中、脚の間にはさんでいます」
血巡りアップの工夫② 手首や足首をしっかり保温
〈ユーモレスク〉や〈エミリーウィーク〉のアームウォーマーやレッグウォーマーを愛用。「足元はふくらはぎまでの靴下を履き、上からレッグウォーマーを重ねています」。手首や足首を温めて全身の巡りを促進。
血巡りアップの工夫③ カフェインレスティーを愛飲
仕事中は体を冷やすカフェインを避け、ルイボスティーや黒豆茶、ハーブティーを飲むように。「〈SOUPs〉のカルダモンミックスシュガーを加えることもあります。カルダモンには体を温める効果があるそうです」
『クロワッサン』1154号より
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