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モデル・樹神さんに聞いた、血の巡りのいい人がしている3つのこと

ストレッチ、重炭酸温浴、そして食事──モデル・樹神さんに血流美人にその秘訣を聞きました。

撮影・西谷陽斗 ヘア&メイク・遠藤芹菜 文・熊坂麻美

樹神(こたま)さん モデル。女性誌や広告、CMなどに幅広く出演。素肌の美しさを生かし、ビューティモデルとしても活躍する。特技はコンテンポラリーダンスとバレエ。インスタグラム:@kotamaofficial

血巡りアップの工夫① 毎日欠かさない入浴後のストレッチ

あぐらをかき、右手を床について体を横に倒し、左手を大きく上げてわき腹を伸ばす
あぐらをかき、右手を床について体を横に倒し、左手を大きく上げてわき腹を伸ばす
そのまま左手と頭を後方に倒し、胸を開いてストレッチ。反対側も同様に
そのまま左手と頭を後方に倒し、胸を開いてストレッチ。反対側も同様に
あぐらをかき、右手を床について体を横に倒し、左手を大きく上げてわき腹を伸ばす
そのまま左手と頭を後方に倒し、胸を開いてストレッチ。反対側も同様に
左足を軽く前に出してつま先を上げ、右ひざを曲げて20秒ほどキープ
左足を軽く前に出してつま先を上げ、右ひざを曲げて20秒ほどキープ
次に右足を前に踏み込んでひざを直角に曲げ、左脚を後ろに伸ばして20秒ほどキープ。反対側も同様に
次に右足を前に踏み込んでひざを直角に曲げ、左脚を後ろに伸ばして20秒ほどキープ。反対側も同様に
左足を軽く前に出してつま先を上げ、右ひざを曲げて20秒ほどキープ
次に右足を前に踏み込んでひざを直角に曲げ、左脚を後ろに伸ばして20秒ほどキープ。反対側も同様に

入浴後のストレッチが日課。わき腹や胸周りをほぐすと呼吸がしやすくなり、太ももや股関節周りの大きな筋肉をほぐすと血液やリンパの流れが促進される。「伸ばしたい箇所に呼吸を届かせるように行うのがコツです」

血巡りアップの工夫② 手軽な重炭酸温浴でリフレッシュ

モデル・樹神さんに聞いた、血の巡りのいい人がしている3つのこと

毎日必ず湯船に浸かる。冬は重炭酸イオンの温浴効果がある入浴剤〈ホットタブ〉が必需品。「温まるのはもちろん、コリがほぐれてリラックスできます。疲れた日もお風呂に入ればスッキリ。肌が乾燥しにくいところもお気に入り」

血巡りアップの工夫③ 日々の食事で温活&巡りを促す

体を温める食べ物も積極的に取り入れる。ビリヤニはクミンやコリアンダー、レッドチリなどを使っていて体がぽかぽかに
体を温める食べ物も積極的に取り入れる。ビリヤニはクミンやコリアンダー、レッドチリなどを使っていて体がぽかぽかに
チェーのココナッツミルクは巡りによいと聞いて。緑豆とさつまいもを加えて朝食に
チェーのココナッツミルクは巡りによいと聞いて。緑豆とさつまいもを加えて朝食に
体を温める食べ物も積極的に取り入れる。ビリヤニはクミンやコリアンダー、レッドチリなどを使っていて体がぽかぽかに
チェーのココナッツミルクは巡りによいと聞いて。緑豆とさつまいもを加えて朝食に

体の大きな筋肉を伸ばすと、一気に巡りがよくなります

しなやかな体と自然体の笑顔から、幸せオーラがあふれる樹神さん。でも実は昔から低血圧で冷え性。一時は貧血もひどく、倒れてしまうこともあったそう。そんな彼女の巡りを支えているのは「踊り」。子どもの頃から続けるダンスと大人になって始めたクラシックバレエが、生活の一部になっている。

「30代になった頃、体質を改善したいと思って病院で相談したところ、しっかり運動したほうがいいとアドバイスをいただいたんです。それまでもダンスやバレエは細々とやっていましたが、思い切ってレッスンの回数を増やしてみたら、とても楽しくて。気づけばハマってしまい、いつの間にか症状も和らいでいきました」

今では週4回ほどのレッスンと毎日のストレッチを欠かさない。さらに、入浴や食事でも体を冷やさない工夫を心がけ、冷え性や血流が改善。悩みのひとつだったむくみも解消され、疲れにくくもなったという。

「短い時間でも体を動かして汗をかくと、心も体も本当にスッキリします。日常のなかでも巡りは意識していて、1日1回は必ず頭皮からつま先まで手で触れ、滞りをほぐすようにさすったりマッサージしたり。テレビを観ながらでもできる簡単なものですが、体がぽかぽかして気持ちがいいんです。健やかに歳を重ねていくためにも、自分に見合った運動や習慣を続けていくことが重要だと思っています」

もうひとつ、樹神さんが大切にしているのは「呼吸」。充分な呼吸によって全身に酸素がいきわたると、細胞の代謝が活性化して血流が上昇。深呼吸は副交感神経を優位にし、血管を拡張させて血流をスムーズに整える効果も。

「ストレッチをするときも、深い呼吸を意識して行うと、筋肉や関節の伸びがまったく違います。モデルの撮影でも、いい表情を作ろうと力むより、自然な呼吸ができているときのほうが、やわらかくきれいな表情になるんです。無意識のうちに呼吸は浅くなりがちだからこそ、“深く、穏やかに”を心がけることで余分な力が抜け、体の巡りが整っていく。そう実感しています」

『クロワッサン』1154号より

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