寝たままできてすっきり起きられる、朝3分の簡単ストレッチ。
寝たまま簡単にできるので、ビギナーにもおすすめ!
撮影・青木和義 スタイリング・矢口紀子 文・長谷川未緒
朝の3分ストレッチ
体をひねったり、手足を大きく回したりする動的ストレッチで、睡眠中にこわばった関節や筋肉をほぐし、血液やリンパの流れを促進。
交感神経にスイッチが入り、目覚め爽やか、軽やかに動けます。
1.背骨ねじり
(左右各5回)
両膝を立て、肘を90度くらいに曲げて両手を顔の横に置く。両膝を右に倒し、左手を下、顔は左に向ける。次に両膝を左に倒し、右手を下、左手は上、顔は右に向ける。背骨全体がねじれ、腰や背面のこわばりが取れる。
2.肩回し
(左右各5回)
右膝を左側に倒して左手で支える。右手で円を描くようにぐるっと大きく腕を回す。肩甲骨や胸の筋肉をしっかりと動かし、顔の向きは手を追いかけるように。胸が開いて呼吸がしやすくなるほか、肩こりの改善・予防が期待できる。
3.股関節回し
(左右各5回)
右膝で円を描くように時計回り・反時計回りに大きく回す。ベッドの端をつかむと、バランスが取りやすい。股関節の柔軟性が高まり、歩いたりしゃがんだりの動作がスムーズになるほか、下腹ぽっこりの解消や、腎臓機能のアップも。
4.スワンのポーズ
(30秒キープ)
うつ伏せで肘を90度くらいに曲げて手を顔の横に置く。枕で体を支えながら手の指の付け根でぐっと布団を押し、上背部を30秒反らす。腰は反らさず、お腹とお尻に力を入れ、首を伸ばすように。背中の丸まりが取れ、正しい姿勢を維持できる。
5.背中伸ばし
(30秒キープ)
両手両膝をつき、息を吐きながら腕を伸ばし、お尻をかかとに近づけながら背中を30秒ストレッチ。反り返りがちな腰を丸め、肩、背中の筋肉を伸ばして。脇がしっかり伸びるので、腕が動かしやすくなるほか、肩こりの改善・予防にも。
『クロワッサン』1093号より