もとの髪質を生かし、シンプルな形で味わうナチュラル美髪【大人髪ヘアカタログ】
撮影・黒川ひろみ、中村ナリコ 構成&文・薄葉亜希子
長めの前髪がアレンジしやすくて 気に入っています。
20代の頃からショートひと筋という小田さん。甘めな洋服にも合わせやすくてカジュアルに見えるのが理由だ。短い中でも変化をつけやすい長めの前髪が最近の定番に。「今日のように耳にかけてピタッとさせたり、センターパートで流したりと楽しんでいます」
髪型は『アンベリール フルー』(https://www.embellir.jp.net/)の松本さんに相談。
クセを生かした髪は朝のセットも簡単!
スタイリッシュな小島さんのベリーショートは行きつけのサロン『エスパー』(https://esper-net.com/)の大久保さんからの提案。
「スタイルonスタイルというデザインだそう。クセ毛を生かしてカットしてもらい、朝、ジェルをなじませるだけで決まるんです」
前髪は短く、衿足は長めの縦長シルエットが、格好よくもエレガントな雰囲気。
トップ、衿足の毛先の動きに遊び心がたっぷり。「どの角度もお気に入りです」
髪質に合わせて自然なままを楽しみます。
「ボブにしてからはシャンプーのみ。自然派のものを愛用し、トリートメントは使っていないんです」と行方さん。そのほうが髪質に合い、ふわっと決まるそう。朝のセットもクセが気になる部分にヘアアイロンを通すのみ。「なるべく素の髪で過ごしたいですね」
当分はボブを楽しむ予定だが、「いつか似合うショートを見つけたいです」。
体の内側からのケアも意識して。
「短くても女性らしく、セットがラクな点もお気に入り」と、今の髪型について話す髙塚さん。髪型は『S.ヘアサロン』(https://www.s-tokyo.net/)の植田さんにおまかせ。自宅ではインナーケアに気を使い、「ビオチンやスピルリナのサプリを摂っています」。
細くつぶれやすい髪質が悩みだが、それを感じさせないきれいな丸み。「三面鏡を使って後頭部をチェックしてスタイリングします」
ヨガで動いても決まるボブヘアが定番。
カラーやパーマをせず自然な髪を生かしたいと考える熊井さん。ヨガ講師という仕事柄、動いても邪魔にならないことも外せない要素。長年通う美容室『ピークアブー』の伊東さんに相談した今のミニマムボブは、「膨らみやすい髪質も落ち着いて助かっています」。
なめらかな髪は日々のケアの賜物。「ミストタイプのオイルを乾かす前に必ず」
つげのくしで毎日ブラッシングを。
オーガニック食材店で働く高木さん。髪型もナチュラルなスタイルを好み、今は特に地肌ケアのほうに関心が向いているそう。「毎晩、シャンプー後は頭皮用オイルをつけてからマッサージを。メイソンピアソンのブラシとつげのくしを以前から愛用しています」
首元の肌が敏感なこともあって、「最近はショートからボブがしっくりします」。
おしゃれさの秘訣はパツンとした重めライン。
シンプルな形ながら、こだわりの詰まったボブは、「平行ラインで重めにカットしてもらいました」と小日向さん。伸びてきてもパツンと揃えられた毛先とアッシュパープルのカラーがおしゃれ。「明るい髪色のおかげで根元の白髪も目立たずに心地よく過ごせます」
セットはヘアバームを愛用。「髪に質感を少し足す程度に少量なじませます」
『クロワッサン』1068号より