平野ノラさんのヘアカットストーリー、念願のミディアムボブに。
撮影・タカハシトミユキ スタイリング・青木千加子 ヘア・林カツヨシ(Jill) メイク・水野未和子(3rd) 文・松本千登世
軽やかな髪で、もっと自由な自分が、見えてきた!
「自分で言うのもなんですが(笑)、可憐さが出ましたね。久しぶりに鎖骨部分が見える長さになって、動くたび、肌が見える感じが新鮮です。メイクや衣装との相性もぴったりで、何ひとつ主張しない、絶妙なバランスができあがった気がして、すごくうれしい!」
オイルやクリームで艶を足し、さっと整えただけのエフォートレスヘア。ゆるっと巻いたウェーブ、ラフなまとめ髪と、アレンジも思いのまま。
「巻くとボリュームが出て、前から憧れているグラマラスな印象に。まとめ髪は後れ毛に動きがあって、ロングではできないニュアンスが出ました」
興奮冷めやらぬ平野さん、さっそく次なる「新しい自分」へのイメージも湧いたようで……。
「髪型も暮らしも同じで、手放し、そぎ落とすことで自由になれるんですよね。“肩パッド”を取った今、次はウルフカットやアシンメトリーな前髪など、もっと攻めた髪型にも挑戦してみたい! 今日はその第一歩です」
アレンジスタイル1
[ねじって留めただけのアレンジにアクセサリーをオン。]
緩いウェーブを施してから、両サイドの髪(片側を若干多めに)を後ろ中央に取って束にし、下に向けてねじって左右のボリュームをアシンメトリーに。ねじった上からヘアピンで留め、ヘアアクセサリーをランダムにつけて仕上げる。
アレンジスタイル 2
[大きめのウェーブでラフ&グラマラスヘア。]
直径28mm、24mmのカールアイロン2種を使用。できるだけ細かい束で髪を取り、上のほうから内巻きをして、毛先のみ外巻きに。髪全体に立体感のあるランダムなウェーブを入れたら、ワックスを薄くのばして仕上げる。
『クロワッサン』1068号より