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ほくほく、新じゃがいものパセリソース【ウー・ウェンさんの食養生レシピ】

肌はツヤツヤ、背筋ピン! スラッとした体形が印象的なウーさん。
その健やかさの秘密は毎日の食生活にありました。

撮影・合田昌弘 構成&文・太田祐子

新じゃがいものパセリソース

ほくほく、新じゃがいものパセリソース【ウー・ウェンさんの食養生レシピ】

水分たっぷりの新じゃがは 蒸してほくほくに。

【材料(4人分)】
新じゃがいも 4〜6個
パセリ 1束
塩 小さじ1
ごま油 大さじ1と1/2

【作り方】
1.新じゃがいもは皮つきのまま湯気の立った蒸し器に入れて蓋をし、強火で5分、弱火で20分蒸して火を止め、そのまま10分おく。
2.パセリをみじん切りにし、塩、ごま油で和え、器に盛ったじゃがいもにのせる。

たけのこ、新じゃが、新玉ねぎ。 春野菜のパワーを食卓に活かして。

「冬眠していた熊が春に起きだして、まず山菜などを食べますよね。人間も同じです。この時季の野菜だけが持つ力をいただくことが大切です」

新じゃが、新玉ねぎ、菜の花、様々な豆類。中国では、春の野菜は体を目覚めさせて代謝をよくし、パワーを与えてくれると考えられている。

「一日に例えると春は朝。体をリフレッシュさせるために、苦味やえぐみがある春野菜を食べて冬にたまった不要なものをデトックスする。体の調子が不安定なときでもありますから、スープのように体を温める料理がいい。でも不思議です。春の野菜だけが新ものとして扱われ、みんな喜んで食べるのですから。素材の持つ力を体験的に知っているのでしょうね」

  • ウー・ウェン

    ウー・ウェン さん

    料理家

    中国家庭料理を伝えるウー・ウェンクッキングサロンを主宰。著書に『本当に大事なことはほんの少し』(大和書房)、『ウー・ウェンの100gで作る北京小麦粉料理』(高橋書店)など。

    起床して歯を磨いたあとに40〜50度ほどに冷ました白湯を250ml、家の掃除をしてからさらに250ml飲むのが日課。

『クロワッサン』1066号より

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