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山下マヌーさん推薦。『ヤマサちくわ』の旬のちくわ|手みやげをひとつ

  • 撮影・千葉 諭 文・嶌 陽子

毎月2日間限定。旬の魚を味わえる、特別なちくわ。

40年近く通い続けているハワイをはじめ、海外の様々な魅力や楽しみ方を独自の視点で伝えている旅行作家の山下マヌーさん。とっておきの手みやげとして挙げてくれたのは、意外にも日本ならではの味、ちくわだった。

「昔から、ちくわは大好き。学生時代も、先輩の家にお酒を飲みに行く時は、手みやげにちくわを持って行きました。どんなお酒にも合うけれど、夏はやっぱりビールと一緒に食べるのが楽しみですね」

そんなマヌーさんが「これは別格」と評するのが、愛知県豊橋市で約200年続く老舗『ヤマサちくわ』の「旬のちくわ」。冬は金目鯛、春はメバルなど、毎月異なる、その時季に一番おいしい旬の魚を使って、職人が一本ずつ手作業で作る。こだわりの商品のため、1カ月に2日間しか発送しないという限定商品だ。

「7年ほど前に知人から教えてもらったのが出合いです。みっしりしていて、噛みごたえがすごい。ちくわで旬の魚を知ることができるのも粋ですよね。子どもからお年寄りまで、幅広い年代に喜んでもらえるし、ホームパーティーに呼ばれた時も、これなら切って出すだけで前菜にしてもらえる。とても重宝しています」

ハワイに住む友人にも何度か持っていったことがあるそうで、
「ハワイの日系スーパーにもちくわは置いてありますが、これほどこだわっているものは珍しいので、好評でした」

チーズや明太子マヨネーズ、柿の種など。どんな食材とも相性がいいのが、ちくわの魅力だと語る山下さん。

「ちくわをどうやって調理するか、穴に何を詰めるか、それぞれのこだわりを語り合って皆で盛り上がれるのも楽しいんです。ちなみに自分は、チョコレートと一緒に食べることもあります(笑)。でも、旬の魚を味わえるこのちくわだけは、単独でじっくり味わいたいですね」

山下マヌーさん
やました・マヌー 旅行作家

雑誌編集者を経て旅行作家に。ハワイをはじめ、海外渡航回数は350回を超える。旅の楽しみ方を分かりやすく伝えた著書は60冊以上。近著に『気になるハワイ・ネイバー』(東京ニュース通信社)。

●愛知県豊橋市下地町橋口30・1 ☎0120・803・489(受注センター) (営)9時〜17時、無休。「旬のちくわ」 6本入り 1箱3,000円。毎月第3土日販売。6月の旬のちくわはイサキ、発売日は6月17、18日。7月の鱧は7月15、16日。送料は1件につき720円、北海道・沖縄県は900円。販売は発送のみ。http://yamasa.chikuwa.co.jp

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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