トップスタイリストも推薦。優秀ケアアイテムでツヤ髪を手に入れる。
髪にツヤがないと、元気がない、老けた印象になってしまう。日頃のケアを見直して、輝く髪を手に入れよう。ヘアスタイリストの田所幸子さんに教わります。
撮影・内田紘倫 スタイリング・佐野友美 文・嶌 陽子 モデル・輝美
1.インバスタイプの トリートメントは、 髪の水気をとった後。
数多くあるヘアケアアイテムには、それぞれに特徴的な機能があり、年々進化中だ。主に、シャンプー後に使う洗い流すタイプのインバストリートメント、入浴後に使う洗い流さないタイプのアウトバストリートメント、入浴後、頭皮に浸透させるスカルプエッセンス、質感など、仕上げの印象をつくるスタイリング剤などがある。
インバストリートメントは、髪表面のケアや毛髪内部を補修する働きがある。シャンプー後、頭の水気をある程度とってからつけたほうが浸透しやすい。つけてから3〜5分は放置し、髪に充分浸透させるようにする。よく髪になじんだら、その後は充分にすすぐことが大切だ。
「これまでのインバストリートメントは毛髪に働きかけるトリートメントが中心でしたが、最近では頭皮も一緒にケアするものも増えてきています」(田所さん)
2.アウトバストリートメントは、 特に“かっぱのお皿”の部分に。
一方、アウトバストリートメントの主な働きは、髪質に合わせた様々な成分により、髪表面を補修するというもの。タオルドライ後、ドライヤーを当てる前に使う。
「手のひらや指に広げ、手ぐしを通すようにして髪の長さの中間から毛先まで塗ります。特に意識したいのは、頭頂部、いわゆる“かっぱのお皿”の部分の髪。ここは、髪の表面の部分に当たるため、常に外気にさらされ、最もダメージを受けやすい。インバス、アウトバスともに、この部分はトリートメントをしっかりしましょう」
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