【吉川千明さん・美容家】オイル美容の達人に聞く、顔・髪・体、とっておきの使い方。
オイル美容を始めてみたいけど、使い方が分からない……。そんな人のためにオイル好き7人が顔、髪、体、全身への活用術を伝授します。
撮影・黒川ひろみ、青木和義
歳を重ねるごとに、いいオイルを少しずつ使うようになりました。
「多くの化粧品を試してきましたが、やっぱりオイルに行きつきましたね」というのは、美容家の吉川千明さん。
「歳を重ねると、今まで使ってきたものが肌に全部出てくる。少し値段が高くても、いいものをきちんと使うべし。オイルも成分で判断するのが大切です」
頑固な目元のメイクはオイルで優しく落とす。
メイク落としだけでなく、まつげの美容液にもなる優れもの。
「強くこすってメイクを落とすのは、目にかなりの負担。だから、オイルを綿棒につけて、コロコロと転がすように落として」
内側から髪にもみ込み、ふんわりとした根元に。
「ビタミンCが豊富なローズヒップオイルがベースの美容液。香りもよいので、余ったら髪につけてスタイリングに使います」
ふんわり仕上がるので、ぺったりした根元が気になる人に。
クリームに混ぜて顔周りのマッサージに。
普段使っているクリームに数滴混ぜて、顔や首周りのケアに。
「年齢を重ねた肌に特化した、100%天然由来のオイル。美容液として使ったあと、手に残った分でそのままフェイスラインのたるみをマッサージ」
30滴分を顔に塗って贅沢なオイルマスクに。
「製法にこだわったビタミンC入りのローズヒップオイル。酸化しやすい油なので、1カ月くらいで使い切って。約30滴分を手に取りオイルマスクをして10分後、蒸しタオルで拭き取ればしっとりとしたハリのある肌に」
『クロワッサン』986号より
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