料理家の山脇りこさんに教わる、梅干しジャムのレシピ。
梅干しをもっとおかず作りに活用しませんか? 火を入れると酸味が和らぎ、夏野菜がモリモリ食べられます。
撮影・小林キユウ スタイリング・渡邊美穂 文・室田元美
梅干しジャム
なんと、梅干しを煮込んでジャムに。クセになる甘じょっぱさをぜひ!
【材料(作りやすい分量)】
梅干し15個、黒砂糖150g、日本酒50ml
【作り方】
1. 梅干しは軽く手で割る。種ごと鍋に入れ、黒砂糖、酒を加える。
2. 鍋に蓋をして弱火にかけ、10分ほど煮る。ぶくぶくと泡立つので、梅をつぶすように全体をよく混ぜる(塊の黒砂糖の場合はここでよく溶かす。硬い場合は少し水を加える)。さらに、5〜6分煮て、そのまま冷ます。梅干しと黒砂糖はベストマッチ。ジャムはそのまま食べてもよし。湯で溶いて飲んでよし。ヨーグルトやトーストにも。豚肉を焼くときに塗ってもおいしい。
※レシピは塩分が8〜10%の梅干しを使っています。塩分が強い場合は梅干しの量を減らすか、ぬるま湯につけ塩抜きして使いましょう。
山脇りこ(やまわき・りこ)●料理家。東京で料理教室「リコズキッチン」主宰。著書に『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)ほか多数。
『クロワッサン』976号より
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