東京や群馬での睡眠時間は平均14時間。一日がものすごく短い。やることがないときはまったく何もしないのが竹内さんの休日だ。仕事で得た大量の情報を一度空っぽにしないと新たな情報が入ってこないからでは?と自己分析している。それにしても、よくそんなに長時間眠れますねぇ。
「途中起きてお水や牛乳を飲んだりするんですけれど、眠りが浅いんでしょうね。ずーっと夢を見ているんです。ふっと目が覚めて、この結末はないだろうって。で、また別のストーリーの夢を見る。でもね、週に1、2回、ものすごく悲惨なトイレの夢を見るんです。仕事中自由にトイレに行けない職業的なトラウマからでしょうか」
何しろ竹内さんは、いままで訪れた国で、さまざまなトイレを経験している。本著で「世界で一番怖いもの」として書かれているのは、トイレにまつわる数々のエピソード。撮影している間に催さないための飲食のコントロールから、トイレのない場所での緊迫した状態、各国で遭遇した恐ろしいトイレなど、竹内さんでなければ語れない話ばかり。