Vol. 46 少し遅めの…朝活はじめました。
出勤前や休日の朝の時間を勉強や趣味などの活動にあてる「朝活」が注目されはじめたのは2008年頃。
2009年には「丸の内朝大学」が開講。その後、六本木ヒルズが主催するトークイベント「Hills Breakfast」や日本橋で伝統とつながる出会いの場イベント「アサゲ・ニホンバシ」などのほか、最近は演劇を観賞する「朝劇」、映画や落語、お笑いなどを楽しむ「朝カル」など、多ジャンルに及んでいるようだ。
正直いうと、早起きが大の苦手の私には関係ないブームだな、と思っていたのだが、ひょんなことから、ジャズミュージシャンの友人が行っている「朝ジャズ」を手伝うことになった。
ジャズといえば、夜。少し暗めのバーやクラブ、もしくはタバコの匂いがしみているような喫茶店で聴く音楽というイメージ。
実際、友人が演奏するのはそういう場所が多い。
そういう環境もあって、女性がジャズをライブで聴きたいと思っても入りにくいという声があるそうだ。それに知識がないと、楽しめないというのでは?というイメージもある。
けれど本来ジャズは感情に訴えるもので、女性向きの音楽だと友人は言う。
「朝ジャズ」は休日の朝時間、コーヒーやスイーツを楽しみながらかんたんなジャズのお話とともにライブを楽しもうという試み。
実際、これまで3回開催したが、休日の朝、少し早起きしておいしいコーヒーを飲みながらライブを聴くのは、なんとも贅沢な気分。
ジャズに疎い私でも、ジャズにまつわる話を聞いてから演奏を聴くと、曲の味わいや演奏者の思いがわかったような気持ちになって、グッと楽しめるようになった。
ライブが終わってもまだお昼前。さて、今日はこれから何をしよう。
新しい料理に挑戦しようか。それとも海に出かけようか。体を動かすのもいい。
今からだって、新しい自分をはじめられる。
朝ジャズ公式サイトはこちら。
(http://www.asajazz.jp/)
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
人気記事ランキング
- 最新
- 週間
- 月間