【手みやげをひとつ】GEs BAGEL WORKS「ベーグル」──アーティスト、武蔵野美術大学教授・高橋理子さん推薦

着物やドローイングによる表現活動のみならず「アディダス」や「イケア」とのコラボレーションなど世界的に活躍するアーティストの高橋理子さんは、プライベートでは6歳と8歳の2児の母。地元である埼玉・志木のベーグル店『GEs BAGEL WORKS』は、帰省するたび親子で足繁く通うお気に入りの店だ。

「子どもたちが食べるものには気を遣っています。こちらのお店で扱うのは、店主の中村梢さんお手製のベーグル。中村さんのお子さんにアレルギーがあったため、乳製品や卵不使用のパンを作りたいと思っていたところ、ベーグルに出合ったそう。現在お店で出されているものも、天然酵母と国産小麦を使い、砂糖の使用も最小限。しっかりとした噛み応えがあって、もちもちと密度の高いベーグルは満足感たっぷり。ベーグル好きな人には、ぜひ試していただきたいですね。また味の種類も、甘いものからしょっぱい系まで豊富に揃っているので、子どもたちも食べたいものを自由に選べて、とても楽しいみたいです」

高橋さんの定番は、子どもたちがおやつ代わりに食べる〈プレーン〉やスパイスが香る〈キーマカレーチーズ〉、ワインにも合う〈ハニークリチフィグ〉など。どのフィリングもおいしくて新作が出ると全部試したくなる、と微笑む。

「手みやげにするときは、いろいろな味を組み合わせて持っていきます。ホームパーティにもいいですし、ピクニックに出かけるときにも最適。いろんな味のベーグルを、小さくカットして、みんなで食べ比べをしたり、プレーンのベーグルとお気に入りの具材を一緒に持って行って、その場でサンドイッチにするのも楽しいです。おすすめは、たっぷりのルッコラと生ハム。甘党なら、クリームチーズを挟んでメイプルシロップをかけていただくのも絶品です」