前玉神社で会える、個性的な4匹の猫──会いに行きたい看板猫
お店や施設で触れ合える。みんないいコで、きっと心つかまれるはず!──今回ご紹介するのは、前玉神社の人気者たち。
撮影・清水朝子 文・保手濱奈美
個性的な4匹の猫がお迎え
猫に会える神社として、全国の猫好きから熱視線が注がれている前玉神社。ここに猫が集まるようになったのは、13年ほど前に、きなこDXが参拝者を連れて現れたのがきっかけ。以来、ほかの猫も来るようになり、現在スタメンは4匹に。初代看板猫のきなこDXは、老猫となり、社務所で過ごす日々。代わりに看板猫として参拝者を迎えるのは、さくら。人なつこいけど、突如、猫パンチ! なんてこともあるそう。そんな、さくらと仲良しなのが、縄張り意識の強いテン。もう一匹のミントは、近所に住む職員の飼い猫で神社によくやってくるのだそう。縁結びの神様を祀る社で、「猫が人との縁を結んでくれました」と宮司さんは感慨深げ。
宮司さんの肩をガシッとつかむきなこDX。宮司さんへの愛情が滲み出る。
さくらは10年ほど前に急に現れ、棲みつくように。おてんばで、木から落ちてもへっちゃら。
テンは2年前、神社の駐車場に捨てられていたのだそう。縄張り意識が強くよそものの猫は追い払うけれど、人なつこい。ミントは近所の職員の飼い猫。昼間は神社に遊びにくるけれど、参拝者の前にはあまり姿を現さない。
埼玉県行田市埼玉5450 TEL:048-559-0464(9時〜16時) 参拝は終日可。
『クロワッサン』1140号より
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