大人のメイクは血色感がものを言う。【レイナの大人の簡単・きれい・メイク術】
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・竹厚 綾
大人のメイクは血色感がものを言う。
人がキレイに見えるかどうかは、血色にかかっています。
イキイキ(生き生き)という言葉どおり、生きて見えるかどうか。たとえばお風呂上がりの顔を想像してみるとわかりやすいかもしれません。身体の芯から温まり、心もほぐれ、ほんのり上気した一番キレイな瞬間です。
逆にどんなにファンデーションで肌を整えてみても、そこに血の気がなければ美しくは見えないのです。
10代20代はチークなしでも大丈夫ですが、顔色がわるくなりがちな大人のメイクにチークは必須。さらに、顔の中で一番広い面積を占める頬にきちんと色がのると、それだけで小顔&リフトアップして見えてくるとなれば、もう入れない手はありません!
それでもうまく入れる自信がないという方のために、今回ご紹介するのは、肌に溶け込むようなほんのり穏やかな発色のアイテム。
頬の中央からこめかみに向かって引き上げるように、優しいタッチでふんわり何回かに分けて重ねてみてください。さらにブラシに色をとって、まぶた、顔の輪郭にもふわっと纏うと、頬だけが浮かずに一気に顔色が明るく見えてくるはずです。簡単なのにとっても効果的な方法、ぜひ試してみてくださいネ。
目元や輪郭にもチークを纏う。
小鼻より上の位置に、こめかみに向かって斜めにチークを入れる(A)。さらにまぶたや輪郭にも入れることで(B)、頬だけが浮かずに顔全体の血色がよく見える。
●使ったのはこれ
『クロワッサン』1124号より