小学生の娘が負けず嫌い過ぎて困っています。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】
撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
【お悩み】
小学3年生の娘が負けず嫌い過ぎて困っています。何でも一番になりたい性格で、勉強でも遊びでも非常にムキになります。最近、仲の良い友だちの絵が学校で優秀作品に選ばれたのですが、ものすごく悔しがって家で大泣きする始末。頑張るのはいいことだと思うものの、友だちの頑張りも応援したり喜んだりするような子になってほしいのですが。(40代・書店員)
ふなっしー(以下、ふ) 負けず嫌いってことは向上心があるってことなっしな。いいことなんじゃないかと思いますなっし。
たいっしー(以下、た) 友だちに向かって暴言を吐いたりするっていうなら問題だけど、自分の中で悔しさをふつふつと燃えたぎらせるのは全然悪いことじゃない。その気持ちに水をかけるんじゃなくて、うまく育ててあげていってほしいな。
ふ お母さんが気持ちを受け止めるってことなっしな。
た 「そうだね、悔しいね! じゃあ次はどうやったら勝てるかを考えよう」って2人で話し合ったりね。「絵の最優秀賞をとるために来週から絵の教室に通おう!」「水泳で1位をとるためにオリンピック選手も輩出したあのスイミングスクールへ行こう!」とか、むしろお母さんのほうが燃えたぎれば、子どもも「いや、そこまではしなくていいかな……」って冷静になるかもよ。
ふ あと、負けた相手に対してちゃんとリスペクトを持って、どんなところがよかったのかを一緒に考えるといいなっし。子どもにとっても学びがあるなっしよ。とにかく、この娘さんにはのびしろしかないなっし! 安心してほしいなっし〜。
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
『クロワッサン』1119号より
広告