DAIGOさん「必要ならプライベートでもDAI語を使います(笑)。」【今会いたい男】
撮影・山本康典 スタイリング・林 峻之 ヘア&メイク・礒野亜加梨 文・田辺 香
「ずっと若くありたいですが 6歳の頃の僕とは違いますよね(笑)。」
「オファーを受けた時の選択肢は2つだけ。出るか出ないか。それはもちろん出るっていう(笑)。46歳になって仮面ライダーに変身できるのは人生のご褒美みたいな奇跡的なこと。もし45でこの世からいなくなってたらできなかったじゃないですか。生きててよかった(笑)」
今夏公開の人気TVシリーズ『仮面ライダーガッチャード』劇場版で主人公の高校生・一ノ瀬宝太郎(ほうたろう)の20年後、つまり未来の宝太郎を演じる。
「未来の宝太郎は眼帯がトレードマークなんですけど、ビジュアル系のミュージシャンは眼帯をだいたい通るんですよ(笑)。19歳からビジュアル系ロックをやり続けてきたから馴染んだ感じが出せたんじゃないかと」
永遠の癒やし系男子。ブレイク当時から変わらないルックスとキャラクター。インタビュアーに耳を傾けるちょっとした仕草に、育ちの良さや優しい品性を感じる。
「平和主義というか、自分がいることで少しでも場が明るくなるように心がけてはいます。必要ならプライベートでもDAI語を使いますし(笑)。怒るとしたらですか? 静電気に対してだけ。唯一の敵です。手袋をしていても僕の場合、指先が出てるから感電しちゃって(笑)」
体形維持の秘訣を聞いてみた。
「朝晩の体重チェックは20年続けています。僕が好きなHYDEさん、YOSHIKIさん、今は亡きデヴィッド・ボウイ。かっこよく年を重ねてきたみなさんを見習って、若くありたいです。でも20年前と比べたらだいぶ違うし、40年前の6歳の頃の僕と、46歳の今の僕はやっぱり違いますよね(笑)」
最近影響を受けた男性は?
「H・T・R」と得意満面の笑み。
「宝太郎です。17歳の宝太郎を本島純政くんが演じているんですけど、彼のセリフに心揺さぶられたんです。年を重ねると自分の在り方を決めつけてしまうところがあるんですよ。でももしかしたら可能性に蓋をしているんじゃないかっていう。それが今のDAIGOにも突き刺さりましたね。まだまだ46歳。あと30年生きれるとして、やれることをやっていきたいです」
『クロワッサン』1120号より