ライフスタイルコーディネーター、YORK.代表の山藤陽子さんが手みやげに推薦!『蕪木(かぶき)』の「チョコレート(かもがや、撫子(なでしこ))」
撮影・青木和義 文・辻さゆり
厳選したカカオ豆を使用した、深い味と滑らかな口溶け。
好きなもの、気持ちいいことをテーマにしたライフスタイルを提案する山藤陽子さんが愛用し、手みやげとして常備しているのが、東京・蔵前にある自家焙煎珈琲と自家製チョコレートの店『蕪木』の板チョコレートだ。
「『菓子屋ここのつ茶寮』の溝口実穂さんに教えてもらったお店です。もともと珈琲もチョコレートも大好きなので、ぜひ行ってみたいと思い、併設の喫茶室でいただいたところ、どちらもすごくおいしかった。それからは自分とゆっくり向き合う時間を体感したくて、もう5年くらい通っています」
『蕪木』では、店主の蕪木祐介さん自ら厳選したカカオ豆でチョコレートを作り、珈琲豆を焙煎している。
「口溶けがよく、奥ゆかしさとほのかな色気のある味わいが蕪木さんのチョコレートの特徴です。いつもビターな『かもがや』とクリーミーな『撫子』を買って、差し上げる方のイメージに合わせてお渡ししています。手みやげって、わざわざその店に行かないと買えないものをいただくとうれしいじゃないですか。蕪木さんのチョコレートがまさにそうで、日持ちがし、かさばらないのもいいですね」
パフューマーでもある山藤さんは、チョコレートにインスピレーションを得たボタニカルパフューム「S’MORE(スモア)」を作っている。発売当初、蕪木さんにこの香水をイメージしたチョコレートを依頼し、数量限定でセットで販売したこともあるそうだ。
「私は好きなものを見つけると、頼まれもしないのに勝手にアンバサダーみたいになっちゃうんです(笑)。蕪木さんのチョコレートもその一つ。手みやげとしてお渡しすることで、気に入った方がお店に行ってみたいと思い足を運んでくださる。そうやって、どんどんご縁がつながっていけばいいなと思っています」
●蕪木(かぶき)
東京都台東区三筋1・12・12
TEL.03・5809・3918
営業時間:10時〜18時(日曜・祝日9時〜、金曜〜20時、土曜9時〜20時、月曜は販売のみで〜17時)、火曜休。
『クロワッサン』1114号より