おしゃれ上手な岡本敬子さんのシニヨンスタイルの作り方。
撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒
岡本敬子さんのシニヨンスタイル
服飾ディレクターの岡本敬子さんは、若い頃は様々な髪型をしたが、今は30年近く、シニヨンスタイルだ。
「小柄なので頭を小さくまとめたほうが全体のバランスが取りやすいんです。シンプルな服にもアバンギャルドな服にも合わせやすいですし」
大人の髪はパサついていると年齢を感じさせるため、しっかり保湿をしてツヤを出すようにしている。
「早くシルバーヘアになりたいんですよ。これからもシニヨンスタイルを続けて、変化する様子を定点観測的におもしろがっていきたいです」
基本のシニヨン
髪にツヤを足して、タイトなまとめ髪に。
\アクセサリーで アレンジを楽しむ。/
行きつけの美容師作のシュシュやスカーフ、〈エルメス〉のツイリーなど。モノトーンの服に、色味を足すためにつけることが多い。
かんざしはタイのアンティークや木工作家の作品など多数所有。髪に刺しているのは〈ヨーガンレール〉で、水牛の角で作られている。
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バレッタシニヨン
衿足近くで髪をひとつにまとめ、根元から毛先までゆるみのないようねじり上げる。ねじり上げた髪を折り返して、髪を固定するようにバレッタで留める。
『クロワッサン』1100号より