女性だけお茶汲み制度にモヤモヤします。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】
カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。
撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
【お悩み】
私の職場ではいまだに女性にだけお茶汲み当番があります。来客時と、午後3時にフロアの人のお茶を出すのです。お茶を淹れること自体が嫌なわけではないのですが、やっぱり女性だけというのがモヤモヤします。古い小さな会社なので昔の慣習が残っているのでしょうが、若い社員のためにも変えたほうがいいと思うんです。かといって会社に喧嘩を売りたいわけではない。穏便にこの制度を変えるには、どんな方法があると思いますか?
(40代・事務職)
ふなっしー(以下、ふ) ふなっしーは、よく自分で抹茶を点てて飲んでますなっし。
たいっしー(以下、た) えっ、そうなの?
ふ おいしいし、茶葉も急須も必要ないから楽なっし。それに抹茶のほうがカテキンもたくさんとれるなっし。
た なるほどねえ。
ふ 抗酸化作用なっしよ。師匠は、いつも楽屋でお茶を飲んでますかなっし?
た 寄席では前座の人がお茶を淹れてくれるんだけど、僕は自分でペットボトルを持って行って飲むことが多いかなあ。ミルクティーやレモンティーとか。自分が好きなものを好きな時間に飲めたほうがいいよね。
ふ コロナ禍もあったから、これを機に飲み物は各自で用意しましょうって提案してみてもいいかもしれないなっし。
た 給茶機をリースするのも、そんなに費用はかからないはず。カタログを探してきて、前向きに会社に提案してみたら?
ふ 自分のお茶くらい自分で淹れようなっし。抹茶も手軽でおいしいなっしよ!
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
『クロワッサン』1094号より