「白物家電」ガイドに聞く、2台目冷蔵庫の選び方。
撮影・山本 崇 料理製作・竹原由紀 文・長谷川未緒
2台目冷蔵庫を選ぶなら。
「コロナ禍によるまとめ買いや冷凍食品需要で冷蔵庫がパンパンになり、2台目を購入する家庭が増えています」と語るのは、家電ライターの田中真紀子さん。
設置スペースの確保や、少額だが電気代の増加といったデメリットもあるが、忙しかったり、食べ盛りの子どもがいたりする家庭は、あれば助かる。また、食品が安い日に大量買いできるため、上手に管理すれば食費の節約にもつながる。
「2台目を購入するならば、今後のことも考慮し、ライフスタイルの変化に応じて使い分けられる、冷凍・冷蔵温度切り替えタイプがいいと思います」
扉の開閉方向を変えられ、設置場所を選ばない。
冷蔵・冷凍を切り替えられ、「つけかえどっちもドア」だから簡単な操作で扉の開閉方向が変えられる。冷蔵モードはプラズマクラスター搭載で除菌も。大容量の業務用食品もたっぷり収納可。
重量センサー搭載で、ラクにストック管理。
冷凍・冷蔵・常温の3パターンから温度帯のセレクト可。食品の重さをはかるセンサー付きで、スマートフォンアプリにつなげばいつでも残量をチェックでき、事前に購入先を登録しておくとスムーズに購入もできる。
〈 我が家の場合 〉家族の家時間が増え、サブを導入。必需品に!
両親と、娘3人と夫と犬がいる我が家。もともと冷蔵庫は2台使いでしたが、コロナによる休園・休校・テレワークで昼食用に冷凍食品を活用することが増えたので、3台目を購入しました。
キッチン内には置き場所がなく、廊下に設置しているのが難ですが、大量のストックや、お肉のジャンボパックも入れられ、重宝しています。
機能も見た目もシンプルさを重視。
肉まんやドリア、うどんといった冷凍食品や、娘3人のおやつ用にそれぞれの好みに合わせて、アイスクリームや冷凍フルーツなどを常備している。
『クロワッサン』1069号より