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松見早枝子さんに教わる、雑穀の手軽な楽しみ方。

ご飯に混ぜて炊く以外の使い方がわからない! そんな人にこそ試してほしい、毎日の食事でたくさん食べられる粮理家、松見早枝子さんの雑穀レシピ。

撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・黒澤 彩

松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家。エイジングケアによく、体や環境への負担が少ない食事法を提案。雑穀エキスパートの資格も持つ。プライベート料理教室「Tronc(トロン)」主宰。
松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家。エイジングケアによく、体や環境への負担が少ない食事法を提案。雑穀エキスパートの資格も持つ。プライベート料理教室「Tronc(トロン)」主宰。

食物繊維が豊富でミネラルなどをバランスよく含む雑穀は、美容や健康への効果が期待できる栄養食。松見早枝子さんも、食べ始めると、みるみる体調が上向きになるのを実感したそう。むくみや肌荒れなどが気になるときは意識して料理に取り入れている。

「栄養をしっかり摂るには、おかずの具材にするのがおすすめです。火の通し方や味を知るためにも、ミックスではなくぜひ単品で。好みに合った使いやすいものを選んでみてください」

雑穀を万能ドレッシングに!

食感を生かした雑穀ドレッシングは、どんな食材にも合わせられて便利。どちらも冷蔵庫で3〜4日保存可能。

テフのごまドレッシング

多くの栄養成分を含むスーパーフードとして注目されている「テフ」は、ほのかな香ばしさのある雑穀。すりご…

多くの栄養成分を含むスーパーフードとして注目されている「テフ」は、ほのかな香ばしさのある雑穀。すりごまのように使える。

【材料(作りやすい分量)】
テフ(そのまま食べられるよう加工されたフレーク状のもの)大さじ4
水90ml
しょうゆ大さじ2
酢大さじ1
砂糖小さじ1
ごま油大さじ2

【作り方】
1.ミキサーにごま油以外の材料を入れ、とろみが出るまでよくかくはんする。
2.ごま油を加えてよく混ざるまでかくはんしてできあがり。

アマランサスのたらこ風ドレッシング

プチプチ感としょうゆ、オリーブオイルの風味が相まって、あら不思議、たらこ味に。サラダのほか、ゆでたじ…

プチプチ感としょうゆ、オリーブオイルの風味が相まって、あら不思議、たらこ味に。サラダのほか、ゆでたじゃがいもに和えても。

【材料(作りやすい分量)】
アマランサス(塩を入れずに炊いたもの)50g
水大さじ2
しょうゆ大さじ1
オリーブオイル大さじ1 

【作り方】
容器にアマランサスと水を入れよく溶いたら、しょうゆとオリーブオイルを加え、よくかき混ぜる。

下茹でして保存すれば、使い勝手アップ!

「下茹でが必要な雑穀は、一度に1袋分をまとめて下ごしらえします。小分けして冷凍保存しておけば、いつでも使えるので便利ですよ」(松見さん)

小分けする分量は、家族の人数によって60〜100gを目安に。3人家族の松見さんは、100gだとやや多すぎるので80gずつ分けている。

1.〈量る〉火が通ったら冷まして粗熱を取り、計量して小分けにする。慣れてきたら目分量でも可。
1.〈量る〉火が通ったら冷まして粗熱を取り、計量して小分けにする。慣れてきたら目分量でも可。
2.〈ラップに包む〉小分けしたものをそれぞれラップで包む。容器に入れると冷凍庫内でかさばるので、ラップのほうが便利。
2.〈ラップに包む〉小分けしたものをそれぞれラップで包む。容器に入れると冷凍庫内でかさばるので、ラップのほうが便利。
3.〈冷凍保存する〉ジッパー付きバッグにまとめて入れ、冷凍庫へ。解凍は電子レンジで。1カ月をめどに使い切る。
3.〈冷凍保存する〉ジッパー付きバッグにまとめて入れ、冷凍庫へ。解凍は電子レンジで。1カ月をめどに使い切る。
1.〈量る〉火が通ったら冷まして粗熱を取り、計量して小分けにする。慣れてきたら目分量でも可。
2.〈ラップに包む〉小分けしたものをそれぞれラップで包む。容器に入れると冷凍庫内でかさばるので、ラップのほうが便利。
3.〈冷凍保存する〉ジッパー付きバッグにまとめて入れ、冷凍庫へ。解凍は電子レンジで。1カ月をめどに使い切る。

『クロワッサン』1029号より

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