代謝をコントロールして脂肪を減らす、漢方チャレンジ!〈前編〉
クロワッサン倶楽部メンバーが体験。代謝をコントロールして脂肪を減らす、漢方チャレンジ!〈前編〉
以前より痩せにくくなった、むくみが気になるなど、加齢に伴う体質変化を感じていませんか。それは体の代謝が低下しているから。クロワッサン倶楽部メンバーが漢方の考え方をもとに、自分の体質に合った方法で代謝コントロールに取り組みます。
まずはメンバーの悩みをチェック。
今回参加のメンバーの多くは40代。若い頃は気にならなかった悩みを抱えているのは共通だけど、その内容は人それぞれ。
「つい食べ過ぎてしまい、脂肪がつく」「間食に甘いものがやめられない」「忙しい時はよく食事を抜いてしまう。でも痩せない」など食と肥満に関する悩み。「健康のために運動をしているけれど、後でとても疲れる」「いつも眠く、ゴロゴロしていたい」などパワー不足に関する悩み。「夕方になると足がむくむ」「お尻や腰が冷えて重い」など冷えによる不調も多く聞こえてきました。
体質ごとに悩みが異なるように、代謝の低下度合いや、低下の仕方も違います。まずは自分の体質を把握し、マッチする代謝コントロールの方法を知ることが大切です。
そこでメンバーに体質診断テストを受けてもらうことに。結果により赤、ピンク、オレンジ、青の4つのタイプに分かれ、自分の体質に合う代謝コントロール方法を見つけます。
あなたも体質診断テストにトライ!
自分の体質に合った代謝コントロール方法を見つけましょう。
体質診断テストの結果、「食べ過ぎ・ため込みタイプ」「ストレス・生活の乱れ太りタイプ」「ぐったりお疲れ・水太りタイプ」「冷え・むくみタイプ」の4つのタイプに分かれたメンバーたち。クラシエの中医学士・居原田耕平さんによる、漢方と代謝コントロールの関係についてのレクチャーを受けながら、それぞれに適した代謝アップ法を確認します。
漢方の考え方と4つの体質タイプ別対処法。
まずは漢方の考え方について話を聞きました。
「漢方とは生薬によって自然の力を呼び覚ますもの。体質改善によって代謝が上がったことを、その年齢相応の体に戻ったと考えます」と居原田さん。
本来の力を呼び覚ますので時間がかかるのは当然のこと。仮に1時間かけて望ましくない状態になった体は1分では元の状態には戻りません。1時間かけて段々と良い状態に戻す必要があります。そんなイメージだそう。
個人差がありますが、だいたい1カ月あれば変化を感じることが多いのだとか。焦らずゆっくりと取り組むことが大切です。
次に加齢による体の不調は、臓器と関係が深いという話に。
「漢方では健康な状態は、腎臓→肝臓→心臓→ひ臓→肺臓→そして腎臓に戻る、という考え方があります。40代は肝臓にトラブルが出てくる時期。血液を溜める、自律神経を整えるという2つの力が落ちてくる。そうするとイライラしたり、貧血になったり、爪が割れやすくなる。『ストレス・生活の乱れ太りタイプ』『冷え・むくみタイプ』によく見られる症状ですね。それを漢方で補い、整えて、良い状態に戻す働きかけをします」(居原田さん)
眠りが浅く、疲れを感じやすいのは「ぐったりお疲れ・水太りタイプ」。代謝を上げようと激しい運動をするとさらに疲れてしまい、逆効果に。体質に合わない方法をやみくもに試してもうまくいかないことに一同納得の様子でした。
また、「食べ過ぎ・ため込みタイプ」の人は食欲旺盛で過剰に摂取し、便秘がち。お腹まわりの脂肪が気になる人は要注意。取り込み過ぎるこのタイプは、燃やす代謝コントロールをしながら、生活習慣に注意するのがポイントです。
今回7人が挑戦する漢方は、ひとりひとりの体質と代謝の低下に注目した「コッコアポ」と「クラシエ 当帰芍薬散」。体質別にそれぞれ「燃やす」「補う」「整える」「排出する」成分で、代謝をコントロールし、余分な脂肪を分解・燃焼して減らします。
「食べ過ぎ・ため込みタイプ」は、熱を取り込んでしまいがちなので、燃やす代謝コントロールが大切。「ストレス・生活の乱れ太りタイプ」は、イライラを改善し、代謝バランスを整え脂肪を減らします。「ぐったりお疲れ・水太りタイプ」は、補い、上げる代謝コントロール。「冷え・むくみタイプ」には、「クラシエ 当帰芍薬散」で、余分な水分を排出し、むくみと冷えを改善していきます。