【後編】阿部絢子さんおすすめ「小分け」テクニックで夏を大掃除の季節にする。
大掃除は冬場にするよりも、高温多湿の気候を利用すれば手軽に経済的に家はきれいになる、と生活研究家の阿部絢子さん。換気扇の油汚れや水回りなど小分け掃除のコツを教えてもらいました。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
【換気扇】がんこな油汚れは太陽の力を借りて浸け置き洗い。
換気扇の掃除こそ油汚れのゆるむ夏がうってつけ、と阿部さん。「ゴミ袋をかぶせたポリ容器か段ボールの箱に、アルカリ性洗剤を薄めた水を張り、ファンやフィルターを入れて直射日光が当たる場所に放置しておきます。1時間ぐらいで袋の洗剤液が温められて油汚れもゆるみ、ペロンと剥がれ落ちてきます」あとは古くなった歯ブラシなどでこすればきれいになる。
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