くらし

【和田裕美のお悩み相談】異分野の仕事を始めるときに、うまく専門家を探すには?

外資系教育会社でのフルコミッション営業で世界142カ国中第2位の成績を収めたキャリアを持つ和田裕美さんが読者の悩みに答える連載。今回は、新規事業を任された会社員の女性から、人の探し方についての質問が寄せられました。

<お悩み>

和田さん、こんにちは。
今度仕事で全く異分野の事業を担当することになりました。
いろいろと勉強しつつも、経験者の採用を急がねばなりません。ただ、小さい会社なので募集しても人がなかなか集まらず、自分でもその業界の人が集まる場所や、知人などを増やしたいと思っています。
和田さんなら全く縁のない分野の仕事をするときに、経験者やその業界に詳しい人をどう見つけますか?
人に紹介を頼むのも、その人に特にメリットがないので厚かましいような気がしてもじもじしています。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
(相談者: ポチ子/女性/30代後半、中小企業で新規事業の企画をしています)

和田裕美さんの回答

う〜ん、どうやって見つけるかなあ。けどもしそれが
その分野が「英陸軍特殊空挺部隊SAS(Special Air Service)」とか
諜報機関のCIAとかだと、知り合いにいないし
「オレ、CIAだよ」とか言う人いたら大変です(笑)
あ、もっと身近な仕事ですよね、すみません。

でも、やりかたとしては、
SNSで「こんなひと知りませんか?」と聞く。
知り合いに片っ端から聞く。
とにかく会う人会う人に聞く。
これが基本かなと思います。そのうち見つかります。
悩む前に「多く動く」がいいのです。

そして、人に頼むときにもじもじする気持ちはわかりますが
遠慮はしないでいいです。相手へのメリットは
ポチ子さんが喜んで感謝をすることで十分なのです。
人って「誰かのためになんかしたい」という人が多いし、
だからこそ頼まれると嬉しいこともあるのです。
どんどん頼んで、よい結果がでたらビール一杯奢ってあげてください。

あ、私は神社が好きで神社のイベントなども趣味で企画したりしているのですが、
あるときITに強い人で神社好きな人ボランティアしてくれないかなと思って
ツイッターで募集したら、そこから見つかった人がいます。
わたしのフォロワーでなく、リツイートされてたまたま見たそうです
もう7年前くらいですが、いまでも手伝ってもらっています。

こんなこともあるのです。あまり焦らずにそして遠慮しないでいいのです!

和田裕美(わだひろみ)●作家・営業コンサルタント。京都生まれ。京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。書籍だけでなくラジオや会員サービス「パワースクール」など各種メディアで情報発信中。代表作に、『人に好かれる話し方』、『世界№2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『人生を好転させる「新・陽転思考」』等。最新刊は『稼げる技術』(ダイヤモンド社)。
⇒ 公式サイト

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