くらし

【山田ルイ53世のお悩み相談】ファッションセンスに自信がありません。

お笑いコンビ髭男爵のツッコミ担当で、作家としても活動中の山田ルイ53世さんが読者のお悩みに答える連載。今回はファッションセンスの磨き方についての相談が寄せられました。
  • 撮影・中島慶子

<お悩み>
いつもタキシードがお似合いの男爵に相談です。
私はファッションセンスがないのが悩みです。毎朝、着る服がなくてバタバタしてしまい、結局いつも不本意なコーディネートで出かけることに。
買いに行ってもピンとくるものが見つからず適当に買ってしまっているせいか、手持ちの服とも合わず着回しもできず……。ファストファッションを上手に着こなしている同僚をいつも羨ましく思って過ごしています。どうしたらセンスが磨かれるのでしょうか。
(マグカップ/35歳、女性、独身。ゼネコン勤務の総合職)

山田ルイ53世さんの回答

残念ながら、ファッションセンスというものを僕は持ち合わせておりません。
お褒め頂いたタキシード姿は勿論、シルクハットを被るようなスタイルは、お笑い芸人、特に漫才師としては非常に"ダサい"部類に入ります。

「不本意なコーディネートで職場に向かう」という点では、マグカップさんと全く同じ境遇なのです。
この手のお悩みは、細身の漫才スーツをビシッと着こなし、手にワイングラスなど持たぬ芸人に打ち明けるべきでしょう。
たとえ、
「いや、今は衣装の話ではない! 私服のこと……」
と反論を頂いたところで返答は同じ。
僕は私服も、お洒落とは到底言えません。

センスがないので、せめて高額なものを……と、奮発して5万円もする靴を愛用していたこともありますが、
「それいくら? 8,900円くらい?」
と相手の目利き能力を狂わしてしまうような呪われた男なのです。

僕の妻曰く、
「ヒルナンデスの3色ショッピングはめっちゃ参考になる!」
とのこと。
長寿コーナーの底力……頼らない手はないでしょう。
ファッションセンスが無い人間は、ある人間の真似をするのが最良の道です。
華麗なお洒落泥棒になることをお勧めします。

山田ルイ53世●お笑いコンビ、髭男爵のツッコミ担当。本名、山田順三。幼い頃から秀才で兵庫県の名門中学に進学するも、引きこもりとなり、大検合格を経て愛媛大学に進学。その後中退し、芸人へ。著書に『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス)、『一発屋芸人列伝』(新潮社)、近著に『一発屋芸人の不本意な日常』(朝日新聞出版)。
⇒ 公式ブログ

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