女ひとり旅におすすめ! 『星野リゾート OMO5 東京大塚』宿泊体験記。
かつては都内屈指の花柳界があった名残なのか、いまも歴史ある酒場が軒を連ねるJR・都電の大塚駅界隈。
山手線の池袋の隣という好立地でありながら、再開発の波もそれほど激しく浴びておらず、駅のまわりの路地裏を覗けば、そこは懐かしい昭和の世界。おしゃれというよりは味わい深いといった形容がぴったりなのが、ここ大塚です。
そんなシブいエリアに、星野リゾートが一泊7,000円〜(2名1室料金の1名あたり)というカジュアルな価格帯のホテルをオープン、ひとり旅女性も大満足の街歩きガイドなどもスタンバイしているという噂を聞きつけ、ひとり旅歴ウン10年のクロワッサンオンラインメンバーが体験してみました。
さて、星野リゾートの「カジュアルな」ホテルとはどのようなものか、インテリアやサービス、ごはんなどをまとめてレポートします。
コーヒーブレイクやお土産探しも楽しい、パブリックスペース「OMOベース」
JR大塚駅北口から徒歩1分というアクセス至便な場所にある都市観光ホテル『星野リゾート OMO5 東京大塚』。レトロな雰囲気のおにぎり専門店(実は「ぼんご」というテレビや雑誌によく登場する超有名店だったりします)の並びにあるけれど、やはりここは星野リゾート。しっかりおしゃれです。
チェックインはビル4Fのロビーフロアで。
このエリアは「OMOベース」と呼ばれ、レストラン&カフェ、ショップ、ラウンジなどが集まっています。昼は壁いっぱいの窓から明るい光が差し込む気持ちのよいラウンジとして、夜はワインやお酒なんかを楽しんだりもいいですね。カフェやレストランは宿泊客以外も利用OKです。
ショップで売っている小物やお菓子はパッケージもかわいくて自分のお土産にしたいものもいっぱい。
『星野リゾート OMO5 東京大塚』のユニークな企画、ガイドとともに町へ繰り出す町歩きコース(宿泊客のみ利用可、有料)もここからスタート。「散歩」「はしご酒」「昭和レトログルメ」「大塚のニューグルメ」「ナイトカルチャー」など、大塚ならではのテーマが並び、テンションも上がります。
ひとり旅のときに一番悩む、「夜ご飯が味気ない問題」も、ここならツアーに参加することでクリアしそうです(※はしご酒ツアーの様子はこちらのレポート記事でご確認を)。
マップの近くには都電コンシャスなソファエリアも。「大塚」愛を感じます。
それでは、エレベーターで客室へ向かってみましょう。
廊下のサインもかっこいいですね。
靴を脱いで、和のテイスト溢れる「YAGURA Room」へ。
一見するとシンプルな普通のホテルなのに、部屋はとっても個性的。私が宿泊した客室「Yagura Room」は19平米とコンパクトながら大人が3人まで泊まれる広さ。
ロフト付きの部屋で、上に布団が2人分、下の「くつろぎ寝台」というソファスペースに布団を敷けばもうひとり寝られます。
あらゆるものが引っ掛けられる「仕掛け壁」や、収納も兼ねている階段など、なんだか『クロワッサン』本誌で人気の「収納術」の記事のネタにもなりそうなアイデアいっぱいの客室。
そして特筆すべきは部屋の広さに対して立派すぎるお風呂! 普通の家庭のお風呂ぐらいの広さがあります。木の桶など、訪日観光客はぐっとくるのではないでしょうか。
選べる朝ごはん
『星野リゾート OMO5 東京大塚』は素泊まりの宿ですが、朝7:00から10:30まで、1,200円のモーニングセット(税込)もいただけます。
パンやベーコンなどの洋食セットもありますが、私はこちらの名物ともいえるヴォロヴァンセットをチョイス。「サラダ」「シチュー」「フルーツ」の3種からパイの中にいれる具を選ぶと、その場で調理してくれます。
ロビーフロアはゆったりできるし、夜はディープな大塚をガイドさんが案内してくれるし、お部屋は妙にまったりできる、新感覚ホテル、『星野リゾート OMO5 東京大塚』。
次は絶対旭川のOMOにひとりで突撃するぞ! と決意した宿泊体験でありました。(クロワッサンオンライン編集部 のぐぽん)
のぐぽん
『クロワッサン オンライン』ディレクター。戦国武将から昭和の名建築まで、ちょっと昔のものにときめきがち。痩せようと思って始めた筋トレなのになんだかガッチリ体型になってきたような…というのが最近の悩み。インターネットと連ドラと猫と旅行が大好きです。
「星野リゾート OMO5 東京大塚」
住所:東京都豊島区北大塚2-26-1
料金:宿泊\7,000~(1室2名利用時、1名料金)
OMOレンジャーツアー\1,000(1名2時間)(大塚さんぽコースは無料)
チェックイン:15:00 チェックアウト:11:00
TEL:0570-073-022(星野リゾート予約センター)
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