くらし

【小さな餅花の作り方】お正月を清らかに迎える手作りのお飾りと紙小物。

少ない材料で作れる正月飾りと、和紙を使ったおもてなしのアイデアを挿花家の雨宮ゆかさんに教わります。作るひと手間も楽しんで。
  • 撮影・雨宮秀也 文・黒澤 彩

小さな餅花

市販の切餅で作れる。ただし、切れ目が入っている餅は扱いづらいので避けて。「柳の枝に餅を付けた大きなものがよく知られていますが、年末までに落葉樹などの小枝を拾っておいて、それに餅花を付けても」。五葉松を合わせて、端正な雰囲気に。

餅花の作り方

1. 切餅を5等分くらいの短冊状に切り、餅の半分が浸るように水を張る。
2. 電子レンジに30秒〜1分かけ柔らかくし、上新粉(または片栗粉)をまぶす。
3. 手に打ち粉をして、餅を伸ばしながらちぎり、くるりと枝に巻いていく。
4. 残りの餅に、麺棒で食紅を軽くまぶしつけて紅餅を作り、白餅と交互になるよう枝に付ける。

お正月にあると便利

右から、茶席などで使う懐紙、仮名用の薄手の半紙、紅白が1本になった水引、色付きの和紙。用意しておくとちょっとしたおもてなしに役立つ。

雨宮ゆか(あめみや・ゆか)●挿花家。花の教室「日々花」主宰。季節の身近な草花の楽しみを提案している。著書に『花ごよみ365日』(誠文堂新光社)がある。

『クロワッサン』987号より

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