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【関根由美子さん】私を熟睡させてくれる、 パートナーを紹介します。

よく眠ることは明日への活力を生み出す。
経験からわかってきた眠るための手順や欠かせない睡眠グッズを関根由美子さんに聞いた。

撮影・清水朝子 文・大澤はつ江

通常の寝室は3階だが、ある時ふと1階のゲストルームが気になった。

「隣接する建物で陽が遮られ暗いし、狭い。閉塞感がある部屋と思っていましたが、ひんやりして暗さもいい感じ。でも寝てみると簡易ベッドなので、寝心地が悪い。そこで〈エアウィーヴ〉を買って敷いたところ快適に眠れる。今では疲れて熟睡したいときや真夏は1階で寝ています」

枕を使わないのもポイントだ。

「オーダーで枕を作ったこともあるんですが、ピッタリきませんでした。7年ほど前に、友人に首のシワの話をしたら、枕無しにすればいいと教えられ、試してみると熟睡でき具合がいいんです。首のシワも気にならなくなり、悩みの肩こりも減少したような……。あと3年前から始めたストレッチも欠かせないですね」

週に1回は通うようにしているストレッチは、3時間半かけて身体をほぐす。

「元バレエダンサーの先生が教えてくれるストレッチで、ゆっくりと身体がほぐれ、心地よい疲れが全身を包みます。家でも眠る前に行いますが、気がつくといつのまにか寝ていることもあります。あっ! 忘れていました。一番の熟睡の友はワインかも(笑)。夕飯にワインを飲みながらリラックスするのが眠りへの導入部ですね」

身体のコリが徐々にほぐれ、 心地よい眠りに誘われる。

両手両足を伸ばし身体をほぐす。足の甲を垂直にするのがポイント。
両手両足を伸ばし身体をほぐす。足の甲を垂直にするのがポイント。
膝を立て脚を左右に倒す。
膝を立て脚を左右に倒す。
両手両足を伸ばし身体をほぐす。足の甲を垂直にするのがポイント。
膝を立て脚を左右に倒す。

夕食に飲むワインが 一日の疲れを取ってくれる。

ワインはメニューに合わせて選ぶ。冬には日本酒を飲むことも。
ワインはメニューに合わせて選ぶ。冬には日本酒を飲むことも。

関根由美子(せきね・ゆみこ)●フォグリネンワーク オーナー。東京・下北沢でリネンのウエアとインテリア雑貨の店『fog(フォグ)』を営む。近年、南インドのマドラスチェックを用いた新ブランド「miiThaaii」を立ち上げた。

『クロワッサン』977号より

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