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植物を枯らしてしまう人が、しがちなことワースト3。

愛情を傾けているつもりなのにどうしても枯れてしまう。3つの基本を見直せば、緑は元気に育ちます。

撮影・青木和義(山元さん)、中島慶子(物) 文・渡辺尚子  花の写真提供・サカタのタネ 商品提供(トレリス)・タカショー

【植物を枯らす原因 第2位】場所 日当たりと風通しを考えて、植物を選ぶ。

《よくある間違い、こんなこと。》
□西日がギラギラ当たるからそよそよとした草花で目の保養。
□ベランダの室外機隠しも兼ねて鉢花をぎっしり並べた。
□半日陰がよいと聞いたので薄暗がりに置いてみた。

水やりも万全だったのに、枯れてしまった……。そんなときは置き場所の見直しを。日差しはどうだろうか。室外機の風が直接当たっていないだろうか。
「ベランダの手すりが壁か柵かでも、日照は変わってきます。また冬と夏では、太陽の高さが違います。冬はベランダの奥まで日が入りますが、夏はあまり入らないでしょう。そうした環境を見極めてから植物を選びましょう。ニチニチソウやマリーゴールドのように強い日差しにも耐えて咲く花もあれば、ヒューケラやギボウシのように、日陰でも楽しめる植物もあります」

置き場所の日照に応じて植物を選ぶ。ちなみに半日陰とは、一日のうちで数時間だけ日が当たる場所。写真は上から、カリブラコア(ふわリッチ)、クリスマスローズ(オリエンタリス)、ヤブラン。
置き場所の日照に応じて植物を選ぶ。ちなみに半日陰とは、一日のうちで数時間だけ日が当たる場所。写真は上から、カリブラコア(ふわリッチ)、クリスマスローズ(オリエンタリス)、ヤブラン。
真夏の強い日差しや午後の西日を和らげるには、板を交差させたトレリスを立てて。床板も地面からの暑さ対策になる。
真夏の強い日差しや午後の西日を和らげるには、板を交差させたトレリスを立てて。床板も地面からの暑さ対策になる。
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