料理研究家・口尾麻美さんの、赤レンズ豆のスープのレシピ
暑さで食欲のないときには冷製を、エアコンによる体調不良なら温製で。スープは夏バテ対策にうってつけ!
撮影・三東サイ
赤レンズ豆のスープ
煮崩れた豆の柔らかな味を、レモンの酸味できりりとしめて。
身体を温めたいけど熱々はちょっと……というときにぴったりの、優しい味のスープは、トルコの定番料理。
【材料(2〜3人分)】
赤レンズ豆200g、玉ねぎ(みじん切り)1/2個、トマト(ざく切り)大1個、水900ml〜1L、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1〜2、バター大さじ1、粗挽き唐辛子(韓国のもの)小さじ1〈カイエンペッパー小さじ1/4で代用可〉、ドライミント小さじ1、ブラックペッパーパウダー小さじ1〈黒こしょう少々で代用可〉、レモンくし形切り2〜3個
【作り方】
1. 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎをよく炒めて甘みを出したらトマトを加え、水分をとばす。赤レンズ豆を加え混ぜ、水を入れてフタをして弱火で20〜30分煮る。
2. 豆が柔らかくなったら塩を入れ、ハンドミキサーなどで滑らかに。水分が足りないようなら足し、調整して火を止める。
3. 仕上げにフライパンにバターを溶かし、粗挽き唐辛子、ドライミント、ブラックペッパーパウダーを加え、香りがしてきたら火を止め、2の鍋に垂らし入れる。スープを器に盛り、レモンを搾っていただく。
口尾麻美(くちお・あさみ)●料理研究家。旅で出合った料理や食文化を紹介するフォトエッセイストという一面も。新刊『はじめまして 電鍋レシピ』は台湾の万能電気釜の料理本。
『クロワッサン』976号より
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