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川津幸子さん直伝、手際よくおいしいものを作るために役立つこと。

「100文字レシピ」の生みの親、川津幸子さんに教わる料理の基本。省いてよい手間、よくない手間、道具や準備などについて聞きました。

撮影・青木和義 スタイリング・綾部恵美子 文・新田草子

使いやすい布をたくさん用意しておいて、調理に、お皿拭きに、洗いかご代わりにも。

薄手が使いやすい。白で統一しておけば漂白もラク。たくさん用意して次々使う。
薄手が使いやすい。白で統一しておけば漂白もラク。たくさん用意して次々使う。

調理用のふきん、何を使っていますか? 私のお気に入りは薄手の浴用タオル。水気をしっかり吸うし、絞りやすくて優秀なんです。お皿を拭くのはもちろん、素揚げにする野菜の水気を取り除く、海老の水気をさっと拭く、なんてときにも重宝します。
食材を切った後は必ずまな板を拭くのですが、そんなときもこのタオルなら拭き取りがラク。面積が広いので、2度、3度と裏を返して使えます。

タオルは白で統一して、まとめて漂白しています。機能的で、コストパフォーマンスもよくて。おしゃれなリネン製よりも使いやすいよね、といつも思います。

実は我が家では作業スペースを広く使うために「洗いかご」を置いていないのですが、洗い物のときに活躍するのもこのタオル。1枚敷いて洗った食器や調理器具をその上に並べ、すべて拭いてしまったらタオルを片づけて、何もない状態にします。洗いかごって、場所を取りますよね。ないと困ると思いがちなんですが、こうしてタオルなどを使えば簡単。作業スペースが狭くて悩んでいるなら、撤廃も一案です。流しの三角コーナーしかり、洗い桶しかり。実はなくても大丈夫なものってけっこうあって、それをなくすだけで場所が広く使えて、作業効率が上がったりするんです。

まな板は食材のにおいが残らないよう、使ったらこのタオルでしっかり拭く。
まな板は食材のにおいが残らないよう、使ったらこのタオルでしっかり拭く。
洗い物はタオルの上に。濡れたらどんどん新しいものに取り替える。
洗い物はタオルの上に。濡れたらどんどん新しいものに取り替える。

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