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夢のリフォームプランを建築家が描いてくれました。【洗面所 風呂 トイレ編】

狭い、暗い、寛げない……。間取りや空間で悩みを抱える読者に建築家が応えます。

撮影・岡本 潔 文・一澤ひらり イラストレーション・大塚泰子

洗面台はシステムタイプ。床はタイル、壁は珪藻土で湿気対策。

まずは洗面所を検討することに。伊藤さんの悩みは、家族が誰も気にかけていなくて平気で汚すところを掃除する虚しさ。洗面台はいつも水はねで鏡が汚れ、床はポタポタ水が落ちているそう。
「今のような一体型の洗面台ではなく、洗面台は壁と直結していて、吊り戸棚に鏡がついているタイプのものにするといいと思います。鏡の水はねが気にならなくなるし、掃除もしやすくなります。壁を珪藻土にすれば湿気も吸ってくれます」

大塚さんが描いたイメージイラストを見た伊藤さんは、こんなふうに素敵になったら家族も大事に使ってくれる気がします、と納得の表情。

洗面台をシステムタイプに。組み合わせ自由でおしゃれ。 ユニット式でなく、カウンターに洗面ボウルが設置…

洗面台をシステムタイプに。組み合わせ自由でおしゃれ。
ユニット式でなく、カウンターに洗面ボウルが設置されているタイプにすれば収納キャビネットなど自由に選べる。

湿気のこもりやすい洗面所。床はタイル、壁は珪藻土に。
廊下と同じだったフローリングを風呂場と同じ色のタイルにすれば統一感と清潔感もアップ。壁は珪藻土にして湿気を防ぐ。

オープン棚にして収納を確保、出し入れもスムーズで便利。
洗面所は洗面台と洗濯機でスペースが占領されてしまうので、空間を生かしたオープン棚にする。

ユニットバスは種類豊富。床や壁も好きなテイストで。
濃いグレーの床や壁が暗いのが気になるという伊藤さん。明るい色調のものを選べば雰囲気が変わり、気分も一新する。

風呂場と洗面所はトーンを統一して広がりを。

夢のリフォームプランを建築家が描いてくれました。【洗面所 風呂 トイレ編】

次の問題はユニットバス。洗い場の色が濃いグレーで、暗くて汚れがよくわからないのが悩みのタネ。
「今はユニットバスも床や壁、浴槽などいろいろな種類がありますから、好きなものが選べると思います。ベージュや白を基調にすれば明るくなるし、肌がきれいに見える照明にすると気分もアップしますよ」

風呂場と洗面所はトーンを統一。洗面所はフローリングだが風呂場と同じ色調のタイルにすれば広がりが生まれる、と大塚さん。

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