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こんど京都を訪れるときは、ケーキのはしごがおすすめです。

和菓子のイメージが強い京都ですが、実はパティスリーの激戦区でも。惜しまれながら閉店する名店や、人気店の新展開など、ニュースも満載です。

撮影・森山祐子、マツダナオキ(オ・グルニエ・ドール) 文・山口紀子

ロトス洋菓子店

こんど京都を訪れるときは、ケーキのはしごがおすすめです。
上・子どもにも好評の〈たまごのショートケーキ〉450円。季節のフルーツを加えたものもあり。下左・〈シュークリーム〉310円。砕いたアーモンドをまぶしたかためのシュー生地に、濃厚なカスタードがよく合う。下右・〈ミルフィーユ〉480円。※価格は税込
上・子どもにも好評の〈たまごのショートケーキ〉450円。季節のフルーツを加えたものもあり。下左・〈シュークリーム〉310円。砕いたアーモンドをまぶしたかためのシュー生地に、濃厚なカスタードがよく合う。下右・〈ミルフィーユ〉480円。※価格は税込
こんど京都を訪れるときは、ケーキのはしごがおすすめです。
上・子どもにも好評の〈たまごのショートケーキ〉450円。季節のフルーツを加えたものもあり。下左・〈シュークリーム〉310円。砕いたアーモンドをまぶしたかためのシュー生地に、濃厚なカスタードがよく合う。下右・〈ミルフィーユ〉480円。※価格は税込

シンプル・イズ・ベスト、生地のおいしさに開眼する。
「シンプルな構成のケーキで、生地のおいしさを純粋に楽しめます。口どけ重視のケーキが多いなか、温故知新を感じさせる貴重な一軒」(齋藤さん)
人気の〈たまごのショートケーキ〉は、新鮮な卵で作るふわふわのスポンジとクリームのみという潔さゆえ、素材のよさが引き立つ。一方、シェフの木村良一さんが「生地の存在感をとことん追求した」と語るのが〈ミルフィーユ〉。主役はギュッと目が詰まった飴色のパイ生地。ザクッとした歯ざわり、かみしめると広がる生地の旨みや香ばしさが、コクのあるカスタードクリームをがっちりと受け止める。

ロトス洋菓子店●京都市下京区烏丸通松原上ル因幡堂町699 バインオークサーティーン1F TEL:075-353-2050 営業時間:12時〜19時 定休日:月・火曜 

アッサンブラージュ・カキモト

こんど京都を訪れるときは、ケーキのはしごがおすすめです。
上・〈ピスターシュ〉580円。下左・上質なバニラとチョコレートを合わせた〈ショコラバニーユ〉620円。ゼラチンを使わないことで、なめらかな口あたりを実現。下右・〈エクレア〉500円。上層にはパイ生地を使用。2種類のキャラメルクリーム入り。
上・〈ピスターシュ〉580円。下左・上質なバニラとチョコレートを合わせた〈ショコラバニーユ〉620円。ゼラチンを使わないことで、なめらかな口あたりを実現。下右・〈エクレア〉500円。上層にはパイ生地を使用。2種類のキャラメルクリーム入り。
こんど京都を訪れるときは、ケーキのはしごがおすすめです。
上・〈ピスターシュ〉580円。下左・上質なバニラとチョコレートを合わせた〈ショコラバニーユ〉620円。ゼラチンを使わないことで、なめらかな口あたりを実現。下右・〈エクレア〉500円。上層にはパイ生地を使用。2種類のキャラメルクリーム入り。

豊かな素材の表現力が生む、斬新なマリアージュ。
ショコラティエ、キュイジニエ(料理人)としての顔も持つ垣本晃宏さんの菓子は、「一皿の料理」のような美しさ、独創的な素材づかいが魅力。
「茗荷を使ったガナッシュ、形を留めるギリギリの柔らかさを狙った〈ショコラバニーユ〉など、常に意外な驚きが隠されています」(齋藤さん)
カウンター席では、ケーキや季節のデセールとお酒のマリアージュも楽しめる。濃厚なピスタチオのバタークリームと木苺のソースを重ねた〈ピスターシュ〉には、熟成グラン・マニエ(オレンジリキュール)が合うという。ぜひ、おすすめを尋ねて。

アッサンブラージュ・カキモト●京都市中京区竹屋町通寺町西入ル松本町587-5 TEL:075-202-1351 営業時間:12時〜19時(イートイン〜17時) 定休日:火曜、第2・4水曜 http://assemblages.jp

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