調理器具や調味料にすぐ手が届く、キッチン収納見直しの法則。
キッチンを使いやすく、機能的にする、数値で表す明確な法則があります。その法則を念頭に置くと片づけが楽に!
撮影・岩本慶三 文・神舘和典
シンク下の収納ラックを撤去して、奥まで使いやすく。
収納ラックは撤去。鍋類を調理台下の棚に移動させて、広く開いたシンク下は上部にゆとりを持たせて中のものを取り出しやすくした。
鍋類の指定席を決める
調理台下の棚に移した鍋類を取る時、コンロ前からだと邪魔になる左開きの扉を撤去して収納指数を下げた。
広くなったシンク下の収納。調理用のお酒、自家製の梅酒、菜種油など、背の高いものが取り出しやすい。油の下にはトレイを敷いた。
調理台下の引き出しを整理して機能的に。
菜箸も調理道具も一緒くたで、計量カップが複数あるなど乱雑になっていた引き出し。どこに何があるかがわからないと、探す手間で収納指数がいくらでも上がる。
必要なものだけ残して、用途とサイズごとに整理した。探すアクション数もなくなり、スッキリして使いやすい。
飯田久恵●収納カウンセラー。ゆとり工房代表、日本収納カウンセラー協会理事長。著書に『家庭も仕事もうまくいく一流の収納術』など。http://www.yutori-cobo.co.jp
『クロワッサン』958号より
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