すっきり使いやすいキッチン収納は持ち物の査定から始めよ!
山のようにあるお皿やカップはどのように収納すればいい? 住まい方アドバイザーの近藤典子さんに使いやすいキッチンの収納術を伺います。
撮影・青木和義 文・神舘和典
使いやすい家電の配置、作業しやすい調理スペースの確保を考える。
「キッチンはまず、日常使いの家電の使いやすい場所を確保し、調理台の限られたスペースに余計なものを置かず、作業しやすいようにすることが大切です」と、近藤さん。しかし、高橋さん宅は、電子レンジは冷蔵庫の上、炊飯器やコーヒーメーカーが調理台の上を占領している状態。そこで、これらの家電をキッチンカウンターの上へ移動させた。その他、消費期限が切れている食材や調味料を処分し、作りつけの食器棚に棚板を増やすだけで、すっきりと収まった。各家庭で配管の異なるシンク下は、突っぱり棒とネットで棚を作ると便利。
キッチンカウンターは日常使いの家電置き場に。
日常使いの家電を安全で使いやすい場所に集約。
パントリーは目線にあわせてグループ分け。
キッチンカウンターの収納は高さをそろえて。
シンク下は100円ショップのアイテムを賢く利用。
近藤典子●住まい方アドバイザー。住まい方提案のスペシャリスト。近藤典子の暮らしアカデミー校長。『近藤典子の「片づく寸法」図鑑』(講談社)など著書多数。商品開発や間取り監修も。
『クロワッサン』934号より
02 / 02
広告