グルメライターが案内する京都の絶品朝ごはん──和食/喫茶店のモーニング/パンとおかず編
撮影・岡本佳樹 構成&文・小長谷奈都子
和食
米処 いなもと(五条西洞院)
正統派の和定食で、朝からおかわり必至
「路地奥で隠れ家的。土鍋で炊いた白ご飯は煮えばなから食べられ、おかわり自由。ご飯のお供もおいしくてご飯が進みすぎます」(天野さん)
夜は季節の一品を楽しめる和食店が、土・日・祝日限定で提供する朝ごはん。店主・稲本龍也さんは店名に米を冠するほどの米好き。萬古焼の土鍋で炊く白ご飯には、自家製明太子や牛時雨煮、ちりめん山椒といったお供が添えられる。錦市場の高級鮮魚店『丸弥太』のアジの干物、出汁巻き、味噌汁などもしみじみおいしく、幸せな一日の始まりを約束。
喫茶店のモーニング
jeté(吉田)
深煎りコーヒー&パンで、京都らしい朝を
「元理容室の雰囲気が残る素敵な空間。東向きの大きな窓から入る朝の光やバッハの音楽で、清々しい気持ちになります。シンプルなモーニングはちょうどいい量」
取り壊し予定だった理容室の佇まいに惚れ込んで、格天井や壁など、自らも改修を手がけたという店主の江沢野々海さん。地元の人のために始めたモーニングは、『六曜社』のオクノ修さんが焙煎する深煎りコーヒー、京都大学正門前のパン屋『チェルキオ』の雑穀入りトースト、ゆで卵というミニマルながら味わい深いセット。
パンとおかず
OHARU(岡崎)
もちもちカンパーニュを、新鮮な魚介や野菜と
「伊勢志摩から直送される魚に洋風のソースや副菜が添えられ、『吉田パン工房』のパンに合います。古民家を改装したヨーロッパの田舎のB&Bみたいな雰囲気も好き」
店主の吉田はる美さんの故郷・伊勢志摩から届く魚介や柑橘類を使った料理と、夫が焼く『吉田パン工房』のパンが自慢。名前もかわいい「おはようAセット」は、旬魚のグリルに有機野菜のサラダ、パン、日替わりスープ、生搾り柑橘ジュース、ドリンクが付く充実度。1階にも2階にも自然光が溢れ、心地よい時間を過ごせる。
『クロワッサン』1161号より
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