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進化し続ける『文具女子博2025』で見つけた、ときめくアイテム

2017年のスタート以来、9年目を迎えた人気イベント「文具女子博」。今年は、“今日、どれにする? 文具コーデ”をテーマに、シールやスタンプをその日の気分でファッションのように組み合わせ、「文具を装う」感覚が楽しめるアイテムが多数ラインナップ。12月に開催された東京会場で、限定品やトレンドを押さえた新作から新発想のユニークなアイテムまで、注目の文具を見つけてきました!

写真・文 久保田千晴

人気のブースは開場後あっという間に行列に
人気のブースは開場後あっという間に行列に

12月18日~21日にパシフィコ横浜で開催された『文具女子博2025』は、過去最多184社が集結した、日本最大級の文具イベント。事前予約制の有料チケット制で、女性を中心に親子連れや海外の来場者まで、多彩な文具ファンで賑わっていました。

ポーチに忍ばせたいミニ文具

卵型ケース入りの極小ネーム印は、ストラップ付きで持ち運びにも◎
卵型ケース入りの極小ネーム印は、ストラップ付きで持ち運びにも◎
可愛さに全振りした封筒は、領収書すら小さく折り畳まないと入らないほどのサイズ
可愛さに全振りした封筒は、領収書すら小さく折り畳まないと入らないほどのサイズ
通常サイズと同様に画用紙とクロッキー紙が使われた、小さいながら本格派のミニミニスケッチブック
通常サイズと同様に画用紙とクロッキー紙が使われた、小さいながら本格派のミニミニスケッチブック
卵型ケース入りの極小ネーム印は、ストラップ付きで持ち運びにも◎
可愛さに全振りした封筒は、領収書すら小さく折り畳まないと入らないほどのサイズ
通常サイズと同様に画用紙とクロッキー紙が使われた、小さいながら本格派のミニミニスケッチブック

会場でよく目にしたのは、見ているだけで心が和むミニ文具の数々。中には「どう使うの?」と思わずツッコミを入れたくなる極小サイズの文具も見かけましたが、手に取ると尊さあふれる可愛さ。使い道はともかく、思わず集めて飾りたくなるものばかりでした。

大人のコレクション欲をくすぐるシールたち

名前から心がときめく《きゅるるんシール》
名前から心がときめく《きゅるるんシール》
犬、魚、食べ物から歴史や科学まで、様々なテーマをシール化した《大人の図鑑シール》
犬、魚、食べ物から歴史や科学まで、様々なテーマをシール化した《大人の図鑑シール》
手帳のデコ素材やシール類の充実ぶりは年々増加傾向に
手帳のデコ素材やシール類の充実ぶりは年々増加傾向に
透明感のある淡い色彩と余白美を活かしたデザインが上品な「ヨハク」のシール
透明感のある淡い色彩と余白美を活かしたデザインが上品な「ヨハク」のシール
名前から心がときめく《きゅるるんシール》
犬、魚、食べ物から歴史や科学まで、様々なテーマをシール化した《大人の図鑑シール》
手帳のデコ素材やシール類の充実ぶりは年々増加傾向に
透明感のある淡い色彩と余白美を活かしたデザインが上品な「ヨハク」のシール

自分専用のシール帳やバインダーを作ってお気に入りを集める大人のコレクションも密かなブーム。シール沼にハマる大人たちの物欲をくすぐるアイテムがずらりと並んでいました。中でも特に人気を集めていたのが立体シール。ぷっくりツヤのある3Dシールは、どんな大人も童心に返ってしまう可愛さで、長蛇の列ができていました。

子どもの頃の記憶が蘇る懐かし文具

お馴染みの「フエキくん」が描かれたでんぷん糊。最近はファイルやシール、コスメなど多彩に活躍中
お馴染みの「フエキくん」が描かれたでんぷん糊。最近はファイルやシール、コスメなど多彩に活躍中
安定品質の「ツバメノート」。文具女子博限定デザインも
安定品質の「ツバメノート」。文具女子博限定デザインも
お馴染みの「フエキくん」が描かれたでんぷん糊。最近はファイルやシール、コスメなど多彩に活躍中
安定品質の「ツバメノート」。文具女子博限定デザインも

昔から愛される定番文具のシリーズも根強い人気。目が合った瞬間心を掴まれるレトロ文具は、思わず連れて帰りたくなってしまう愛らしさです。変わらない品質の良さはそのままに、限定デザインや新作も・・・となれば、買い物袋が足りません。

暮らしが少し楽しくなる新発想文具も続々

これまでの《いろもよう》シリーズとは異なるクラシックな特別デザインのスタンプ台
これまでの《いろもよう》シリーズとは異なるクラシックな特別デザインのスタンプ台
専用の凸凹ジョイントで複数のマスキングテープを連結できる「コクヨ」の《Bobbin》シリーズ
専用の凸凹ジョイントで複数のマスキングテープを連結できる「コクヨ」の《Bobbin》シリーズ
「シヤチハタ」の人気商品《nototo 10》を使えば、普通のノートがオリジナル手帳に早変わり
「シヤチハタ」の人気商品《nototo 10》を使えば、普通のノートがオリジナル手帳に早変わり
これまでの《いろもよう》シリーズとは異なるクラシックな特別デザインのスタンプ台
専用の凸凹ジョイントで複数のマスキングテープを連結できる「コクヨ」の《Bobbin》シリーズ
「シヤチハタ」の人気商品《nototo 10》を使えば、普通のノートがオリジナル手帳に早変わり

来場者をワクワクさせるアイデア文具も見逃せません。創業100周年を迎えた「シヤチハタ」からは、スタンプ台の定番《いろもよう》シリーズに、創業当時の流行色である臙脂色(えんじいろ)や藤紫色(ふじむらさきいろ)など、レトロな和色インクが仲間入り。

手帳デコ派に絶大な人気を誇るシヤチハタのスティック型スタンプ《nototo 10》は、会場限定で「好きな柄だけを選べる」バイキング形式で販売。さらに、少量ずつ持ち運べるコクヨのマスキングテープ《Bobbin》は、マスキングテープが巻かれたボビン芯とテープカッターの5連セットで、おすそ分けも可能なお菓子のようなパッグで販売していたり。自分好みの組み合わせでセットを完成させる楽しさは、まさに文具好きの特権。こうしたここでしかできない体験こそ、「文具女子博」が毎年多くの人を惹きつける理由なのかもしれません。

次回開催は関西エリア。文具好きさんは、春の大阪開催をメモしておきましょう。

文具女子博in大阪2026
会期:2026年3月5日(木)〜3月8日(日)
会場:大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
最新情報は、文具女子博公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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