「飛鳥Ⅱ」で週末にリフレッシュ! 2泊3日のショートクルーズ乗船記
文・クロワッサン編集部
いちどは「飛鳥Ⅱ」に乗ってみたい、そう思う旅好きは多いはず。クルーズ旅が初めての人、お休みのとりづらい人におすすめなのが週末に就航する2泊3日の「A-styleクルーズ」。短時間ながらゲストや有名シェフが乗船するコースで、「飛鳥Ⅱ」の真髄を体験できる濃密な時間が過ごせます。今回は金沢発の2泊3日A-styleクルーズのレポートをお届け。
乗船するとすぐに目の前に広がる、華やかな「アスカプラザ」。これから始まる特別な時間への期待が広がります。振る舞われたスパークリングワインをいただいたら出港の時間。デッキに出て、銅鑼(ドラ)の響きを聞きながらお見送りの人たちに手を振ります。
「飛鳥Ⅱ」の客室は全部で7種類、いずれの部屋も全て海側。全室にバスタブとシャワートイレが完備されているのも日本船ならではのおもてなし。
乗船の翌日は終日航海日。朝食は「リドカフェ」でのインターナショナル・ビュッフェか「フォーシーズン・ダイニングルーム」での和朝食から選べます。ビュッフェではその場でオムレツなどを作ってくれたり、焼きたてパンのほかお粥など和食も充実。和朝食は落ち着いていただける定食スタイルで、こちらも大人気。
朝食後は船内で行われているアクティビティに参加。毎日部屋に配られる船内新聞「アスカデイリー」に、イベントやワークショップのスケジュールが書かれています。ストレッチ、手芸教室、ビンゴ大会などお楽しみがたくさん。どれも魅力的でぜんぶ行ってみたい! ちょっとメールチェックを…というときには、ワーキングスペース「イー・スクエア」が便利です。
飛鳥自慢の大浴場「グランドスパ」には必ず行きたい。日中、水平線を眺めながら露天風呂に入るのも、夜に海面に浮かぶ月を見つつ入るのもどちらも魅力的。お腹がすいたら、「リド」でシグニチャーメニュー「ビーフバーガー」をオーダー。リピーターに大人気のひと品です。そしてショップでオリジナルグッズのお買い物も…と過ごしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
さてお楽しみのディナータイム。今回はゲストシェフとして南青山のイタリア料理の名店『リストランテアクアパッツァ』の日髙良実シェフが乗船。この日だけのスペシャルメニューが供されます。
ディナーのあとはゲストによるショーの時間。この日は元「THE BOOM」のボーカリスト、『島唄』で知られる宮沢和史さんのコンサート。船上ならではのプライベートな雰囲気で聴く歌声は格別! トークコーナーもリラックスした雰囲気で。
お楽しみはまだまだ続きます。「ビスタラウンジ」でカクテルを飲んだり、生バンドが演奏するダンスフロア「クラブ2100」のディスコタイムで踊ったり。疲れたらすぐに自室に戻れるのがクルーズ旅の最高にいいところ。帰りの交通機関を心配することなく存分に夜更かしができます。
気がついたら最終日の朝。船はゆっくりと金沢港に入ります。名残惜しさに、次にはいつクルーズ旅に出ようかな、と考えてしまいます。
今年夏からは、新しい姉妹船『飛鳥Ⅲ』が就航。日本を代表する芸術家による美術品工芸作品が並ぶ船内、個性豊かな6つのレストラン、1人用の部屋「ソロバルコニー」があるなど、よりいっそうパーソナルな時間を楽しめる設計になっています。イベント満載でアクティブに過ごせる『飛鳥Ⅱ』と、旅の目的に合わせて選びたい。
『クロワッサン』1155号では、連載「お茶の時間」で『飛鳥Ⅲ』の特別記事を掲載しています。船長の神谷敏充さんとクルーズ・ジャーナリスト藤原暢子さんのトークで知る、『飛鳥Ⅲ』とクルーズ旅の魅力。是非チェックしてください。
『飛鳥Ⅱ』『飛鳥Ⅲ』の情報、クルーズスケジュールはこちら
https://www.asukacruise.co.jp/
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