〈続報・マガジンハウス博〉『クロワッサンの店 マガジンハウス博 SPECIAL』にて、本誌掲載の商品を特別販売します!
文・三枝陽子
2025年10月10日から25日まで、銀座〈Ginza Sony Park〉で開催される「マガジンハウス博 “銀座から世界へ”」は、創立80周年を迎えるマガジンハウスが手がけるイベント。雑誌の世界を立体的に体感できる展示が並び、クロワッサンをはじめとする雑誌がそれぞれの個性を生かした出展・出店します。
中でも地下1階に登場する『クロワッサンの店 マガジンハウス博 SPECIAL』は、暮らしの知恵と手仕事の美しさを伝える特別な空間。全国に9店舗ある『クロワッサンの店』で人気の商品のほか、10月9日発売の『クロワッサン』1151号「工夫のある台所と道具。」で紹介する一部アイテムも、ここで購入できます。気になる“あの逸品”を実際に手に取り、その使い心地や素材感を確かめることができるまたとない機会です。
その中から『クロワッサン』1151号掲載の売り切れ必至の3つの注目商品をご紹介します。
大注目の韓国白磁作家、キム・サンインさんの器
韓国では伝統的な白磁をベースにしつつ、独自の“白”を追求する陶芸家が多いのですが、中でも人気が高いのが、安城を拠点とする現代作家・キム・サンインさんの作品。ほんのり青みを帯びた雪白(ソルベク)の色味も特徴的。形はあくまでシンプルながら、光の当たり方で微妙に表情が変わり、食卓の空気まで凜と引き締めてくれます。韓国国内でも常に在庫僅少という人気ぶりなので、今回の出品は見逃せません。
先人の知恵が息づく『竹工房せきね』のすりこぎ棒
昔ながらのすり鉢に欠かせない名脇役、すりこぎ棒。『竹工房せきね』のものは、国産の山椒の木を使い、材料の選別から乾燥、仕上げまで1年以上かけて丁寧に作られています。木肌の凹凸が手にしっくりとなじみ、すり鉢に当てたときの安定感は格別。ほどよい重みで力まず使えるのも魅力です。山椒の木特有の防腐作用も期待できるそう。毎日の料理の相棒として、使うほどに手になじむ一本です。
秋の味覚をもっと手軽に「皮・殻むきバサミ」
栗や銀杏の下ごしらえを、もっと楽しく。そんな願いから生まれたのが「新型栗くり坊主」と「ぎんなんぼうず」。「新型栗くり坊主」は、ギザギザの刃に栗を挟み、軽く握るだけで鬼皮と渋皮を同時にむける優れもの。握力が弱い人でも安心して使えます。一方の「ぎんなんぼうず」は、銀杏の実をつぶさずに殻だけを割れる設計。下ごしらえが手早く済み、秋の味覚がぐっと身近になるはず。
そのほか日本で唯一、打出し式の鍋を作る山田工業所のフライパン(販売するのは直径27cmサイズ)や、Kaoruの新作ティーポット、お茶の煮出しなど調理に繰り返し使える麻の茶袋など、本誌特集で紹介する、普段は手に入りづらい商品を多数ラインナップ。『クロワッサンの店』からは四万十ひのきのまな板や色々ふきん、あみたわしなどのベストセラー商品も。いずれも数に限りがございますので、お目当てのものがあればお早めにご来場ください。
見て、触れて、選んで——日々の暮らしを少し豊かにしてくれる台所道具たちとの出合いを『クロワッサンの店 マガジンハウス博 SPECIAL』で。どうぞお楽しみに。
※会場内のお支払いはキャッシュレス決済となります(現金は使えません)。クレジットカード、電子マネー、交通系IC、QRコード(PayPayなど)等の決済手段に対応しています。
村上隆と村上隆二(ロバート 秋山竜次)による兄弟ユニットも登場! Casa BRUTUS特別展示『村上隆と村上ハウス』
会期中、世界的に活躍するアーティスト村上隆を迎え、Ginza Sony Parkフロア内に、マガジンハウスならぬ〈村上ハウス〉を展示します。あの村上隆がどんな家を作るのか!? 村上隆二(ロバート 秋山竜次)との兄弟ユニット、MMブラザーズも参加! 『Casa BRUTUS』10月9日発売号の特集『村上隆と村上ハウス』と連動したエキシビションです。
展示する〈村上ハウス〉2棟と〈お花ハウス〉、村上隆の新作・歌川広重『
『村上隆と村上ハウス』の入場チケットは下のボタンから購入できます。入場日別にご確認ください。
マガジンハウス博はいよいよ今週金曜日から。みなさんのご来場をお待ちしております。
マガジンハウス創立80周年記念イベント
「マガジンハウス博 “銀座から世界へ”」
会期:2025年10月10日(金)~10月25日(土)
※10月15日(水)は休園日
会場:Ginza Sony Park
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