文具好きの祭典『文具女子博2024』で見つけた人気&話題の文具!
撮影・文 Momo*Kinari
累計50万人を突破した人気イベント「文具女子博」とは。
2024年12月12日〜15日に「パシフィコ横浜 展示ホール」で開催されたこのイベントは、170社の5万点以上の文房具を展示即売。その場で見て、触れられるのはもちろん、メーカーの人たちと直接会話を楽しみながら購入できます。
“ネオ文具シティ”でお散歩しながらショッピングを楽しむ。
今回は開催テーマに合わせて会場全体を“ネオ文具シティ”という架空の街に見立て、「スタンプタウン」、「ペーパータウン」、食べ物モチーフの文具を集めた特設コーナーの「マルシェ」など、それぞれの出店エリアを街を歩くように巡って楽しめます。
イベント開催時、毎回大行列ができるのが「デルフォニックス」のブース。デルフォニックスは、1987年に設立された日本のステーショナリーメーカーです。
中でも「Rollbahn(ロルバーン)」のノートは、デルフォニックスの人気商品の1つ。ロルバーンとは、ドイツ語で“滑走路”の意味。使いやすさにこだわり、最終工程は日本の工場で1冊ずつ手作業で組み立てられています。
インクが滲みにくくて裏写りせず、目に優しいクリーム色の上質紙でできていて、全ページにミシン目がついているため、ノートを切り離す際にキレイに切れるのが良い。
サイズも豊富で、多彩な表紙デザイン、アーティストとのコラボレーション、地域限定デザインなど、コレクターが続出するほどの人気ぶりです。
人気上昇中の「ガラスペン」も発見!
「ガラスペン」は、ペン先から本体の軸までガラスでできています。ペン先をインクに浸けながら書くため、軽い筆圧でも書けて疲れないのが特長。
近頃は工芸品のガラスペンも販売されていて、ガラスだけでなく陶器製のペンまで並んでいます。
ガラスペンは職人による手作りが多く、大量生産できないため、1本数万円するものも。筆者も憧れのアイテムではありますが、なかなか手が届きません。
また、最近はインクの色も増えているほか、ラメ入りや色が変化するインクなど多種多様。市販のペンでは出せない美しい色合いと豊富なカラーバリエーションにハマり、底が見えないことから“インク沼”というコミュニティが誕生するほど。
今後もさらに人気が高まり、新しいアイテムが登場していくこと間違いなし!
そのほか付箋やイベント限定のメッセージカード、文具女子博パーフェクトガイドなどを購入。さまざまなブースで、商品の誕生秘話や便利な使い方など、通常知ることができないような話も聞けました。
手帳やメモ書きなどに便利に使える文具。
今回、筆者が購入したのは、手帳で使えるアイテム。大雑把な性格で字もキレイとはいえないのですが、手帳の書き間違いが地味にストレスになるタイプで、書いた文字を擦って消せる「PILOT」の“フリクションボール”と、“フリクションスタンプ”を使用しています。
そんな「PILOT」から、「ILMILY」というペンが発売されていることを知り、こちらの新色を購入。ILMILYは擦っても消えないのですが、擦ると色が変わるのが面白い。小学生の頃に似たようなペンがあったことを思い出してワクワク!
イベントの次回開催日&会場はどこ?
学生時代と比べると新作文具とも縁遠くなってしまいましたが、今後も進化を続けていく文具たちに注目していきたいと思います。
2025年の「文具女子博」イベントの次回開催は下記の通り。
・「文具女子博 in 大阪」大阪南港ATCホール
2025年3月6日(木)〜9日(日)
・「文具女子博 pop-up in 博多」博多阪急8階 催場
2025年 4月17日(木)〜22日(火)
今後のスケジュールなどは随時更新していますので、公式サイトをチェックしてみてください。
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