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レンジでチンして混ぜるだけ、塩麻婆豆腐【山本ゆりさんのレシピ】

電子レンジを使えば、定番のひき肉メニューが衝撃的な手軽さとおいしさに!
「手抜き」と思われがちなレンジ料理のイメージが一新します。

撮影・青木和義 文・小笠原章子

塩麻婆豆腐

【レンジで8分】
豆腐は水切りせずに丸ごと加熱し、最後にくずせばOK。「包丁もまな板も不要!と言いたいとこですが、長ねぎは切らなあかんわ(笑)」

【材料(2~3人分)】 長ねぎ 1/2本(50g) A[豚ひき肉 120g にんにく、しょうが(チュ…

【材料(2~3人分)】
長ねぎ 1/2本(50g)
A[豚ひき肉 120g にんにく、しょうが(チューブ)各2cm ごま油 小さじ1]
絹ごし豆腐 1丁(300g)
B[砂糖 小さじ1 顆粒鶏ガラスープの素、片栗粉 各小さじ2 水 120ml]
塩、こしょう 各適量
粗びき黒こしょう、ラー油 各適宜

【作り方】

1.長ねぎはみじん切りにする。耐熱ボウルにAと共に入れ、菜箸でひき肉をほぐすように広げる。両端をあけてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
1.長ねぎはみじん切りにする。耐熱ボウルにAと共に入れ、菜箸でひき肉をほぐすように広げる。両端をあけてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
2.【豆腐を切らずにボーンと投入!】1にBを順に加えてその都度よく混ぜ、豆腐をそのままのせる。再び両端をあけてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。
2.【豆腐を切らずにボーンと投入!】1にBを順に加えてその都度よく混ぜ、豆腐をそのままのせる。再び両端をあけてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。
3.ゴムべらで豆腐をくずしながら、底からよく混ぜ、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをふり、ラー油をたらす。
3.ゴムべらで豆腐をくずしながら、底からよく混ぜ、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをふり、ラー油をたらす。
1.長ねぎはみじん切りにする。耐熱ボウルにAと共に入れ、菜箸でひき肉をほぐすように広げる。両端をあけてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
2.【豆腐を切らずにボーンと投入!】1にBを順に加えてその都度よく混ぜ、豆腐をそのままのせる。再び両端をあけてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。
3.ゴムべらで豆腐をくずしながら、底からよく混ぜ、塩、こしょうで味を調える。器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをふり、ラー油をたらす。

実はレンジ向きの食材、ひき肉をチンして混ぜるだけの簡単レシピ。

「レンジ料理って、めっちゃよく作る方と、一度失敗したとか、ほんまにおいしくできるん?と疑って作らない方に分かれますよね。でも今回の料理は、作らない方にもぜひ試してほしいです」と話すのは、画期的なレンジ料理を次々と生み出している山本ゆりさん。

ひき肉はレンチンしても状態が変わりにくく、鍋やフライパンで作るのと遜色がないそう。特に煮くずれしやすく、水分調整が難しい煮物や焼き目のいらない料理はレンジ向きだといいます。

山本さんのレシピはレンチンして混ぜるだけ、と、その手軽さは圧倒的。「ほかにも、火加減を気にせず放置できる(その間は自由の身!)、油や調味料が最小限ですむ、焦げつかない、洗い物が少ないなど、メリットを上げたらきりがないほど。何より気持ちに余裕ができて、苦労して作ったのに!(キィー)が軽減されます(笑)」

唯一注意が必要なのは、加熱時間の微調整。「機種によって差があるので、やや短めに加熱し、足りなければ20~30秒ずつ追加で加熱してください」

  • 山本ゆり

    山本ゆり さん (やまもと・ゆり)

    料理コラムニスト

    簡単レシピと本音エピソードを綴ったブログで人気に火がつき、レシピ本も大ヒット。現在は3児を育てながら料理の仕事やコラム執筆に邁進中。

『クロワッサン』1105号より

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