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豚ひき肉の蒸し豆腐、肉末蒸豆腐【酒徒さんのレシピ】

現地で教わったおうち中華の真髄とは?
中華料理愛好家の酒徒さんに定番ひき肉料理を聞きました。

撮影・合田昌弘 構成&文・太田祐子 イラストレーション・ミツコ

肉末蒸豆腐(ròumò zhēng dòufu)豚ひき肉の蒸し豆腐

豚ひき肉の蒸し豆腐、肉末蒸豆腐【酒徒さんのレシピ】
中華鍋が活躍。ザルに脚が付いたような蒸し台を使えば、蒸し器がなくても簡単に蒸し料理が作れる。
中華鍋が活躍。ザルに脚が付いたような蒸し台を使えば、蒸し器がなくても簡単に蒸し料理が作れる。
豚ひき肉の蒸し豆腐、肉末蒸豆腐【酒徒さんのレシピ】
中華鍋が活躍。ザルに脚が付いたような蒸し台を使えば、蒸し器がなくても簡単に蒸し料理が作れる。

「中国で食べて感動した料理をそのまま再現することを目指しているので、僕の料理に創意は不要(笑)。この料理も現地の『ひき肉は強火で』という教えを守って愛用の中華鍋(直径33cm)で作ります。ひき肉は脂が出て汁が透明になるまで炒めると、ミチッとした食感になっておいしい。脂がかなり出るので、豆腐にかけるときは調整しましょう」

【材料(2〜3人分)】
豆腐(絹)1丁
豚ひき肉 150g
小ねぎ小口切り 3~4本分
塩 ひとつまみ
紹興酒 小さじ2
片栗粉 小さじ1/2
醤油適量(小さじ1~好みで)
炒め油 小さじ1

【作り方】
1.豆腐は水気を切る。ひき肉は塩、紹興酒、片栗粉をしっかり揉み込んでおく。
2.中華鍋を強火で熱して炒め油をよくなじませ、ひき肉を水分が飛ぶくらいまでしっかり炒める。醤油を加えて炒めたら、火を止める。
3.平皿に豆腐をのせ、その上に2のひき肉をかける。
4.中華鍋に湯を沸かし、蒸し台を置いて3をのせ、蓋をして強火で10分ほど蒸す。小ねぎを散らす。

  • 酒徒

    酒徒 さん (しゅと)

    中華料理愛好家

    本場の中華料理に魅了され、食べ歩きに没頭。各所に駐在10年、習い覚えた料理をnoteで発表し話題に。初の著書『あたらしい家中華』(小社刊)が好評発売中。

『クロワッサン』1105号より

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