「埼玉は昔から小麦の生産地として知られ、明治時代に二毛作を全国に広めて小麦生産の礎を築いた権田愛三も熊谷市出身なんです」と語るのは「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」主宰の永谷晶久さんだ。平成21年の農林水産省のデータによると、うどんの生産量は埼玉が2位となっている。
「1位の香川との違いは、ご当地うどんの多さです。昔から交通の要所だったためさまざまな文化が混じり、各地で多様なうどんが生まれたのでしょう」
20種以上あるというご当地うどんの中から、選りすぐりの名店を漫画家のオカヤイヅミさんがレポート!